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目標は控えめにグループ突破。中国サッカーの名誉のために。
中国代表チームは、2010年FIFAワールドカップ南ア大会のアジア最終予選に残れず、中国人サポーターにとって、ACLは、心のすき間を埋める大会になる。とはいえ、ACLに向けて、サッカー関係者からも、サポーターからも、威勢の良い声は聞こえてこない。ACLがFIFAクラブワールドカップにつながる大会に生まれ変わって以降、中国でもACLへの注目度は高まっているが、出場する山東魯能、上海申花、北京国安、天津泰達の4クラブは、公には、「グループリーグ突破」「中国サッカーの名誉のために」といった保守的な目標を掲げるのみだ。「タイトルを獲る」と公言できない背景には、もしグループリーグで敗退した際に、サポーターとメディアからの大ブーイングが起こることを恐れ、夢を与えるような目標を掲げにくい環境があるためだ。「アジアのサッカー先進国から、今では三流国になった」というのが中国メディアの自己評価。中国人サポーターが、中国サッカーに自信を失っている現状では、出場クラブが「身の丈に応じた目標」を掲げることで、ようやくサポーターの心をつなぎ止めて置ける状況になっている。
しかし、ACLが誕生した2002/03年大会以降、中国クラブは、ベスト4に2回、ベスト8に3回、名を連ねている。Jリーグ勢がタイトルを獲得した07年以降、グループリーグを突破していないものの、今大会から、グループ突破は2チームになるため、また勢力図に変化が見られる可能性はあるだろう。
近年、Jリーグ勢と対戦した北京国安(vs鹿島アントラーズ、2008年)、上海申花(vs浦和レッズ、2007年)は、今オフの補強で、それぞれ外国人枠4人分(アジア枠含む)を最大限活用して、ACLとCSLを戦う戦力を整えた。北京国安は、監督と主力選手に大きな変化はなく、外国人選手の出来が、ACLでの鍵を握りそうだ。上海申花は、2007年当時チームを率いていたオスワルド・ジメネス(ウルグアイ)が、昨季途中からクラブ社長に就任。欧州と南米における幅広い人脈を活かし、外国人選手獲得などに手腕を発揮した。当時の主力選手がチームを離れ、若手が台頭してきたことから、まったく違うチームに生まれ変わっている。
大きな国土を持つ中国では、今季のACLは全国放映されず、地方テレビ局が中継することになっている。しかし、出場4クラブの地元局では、2月半ばの段階で、大々的にプロモーション映像を流し始めた。CSL開幕がACLよりも遅い3月21日のため、ACLに向けて世論が盛り上がるのは、これからだろう。
Reported by OCEANS Marketing
J’s GOALニュース
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