本日、万博記念競技場でG大阪「新体制発表会見」が行われました。席上の西野朗監督のコメントは以下のとおりです。
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●西野朗監督
「会見をこういう雰囲気の中でやるのは、僕が監督になって初めてのこと。気持ちがいい反面、落ち着かない感じもしている。サポーターの皆さんにたくさん来ていただいて、落ち着かないのかもしれない（笑）。寒い中、どうもありがとうございます。

社長から昨年を振り返った話と、今年への期待を伝えられた中で、昨年の後半は確かにJリーグの成績を帳消しにするような戦いが出来たとは思いますが、自分としてはJリーグ８位という成績に対して、年が明けても悔しさが残っています。是非今年は…社長は２つのタイトルを、とおっしゃっていましたが、そこをもちろんしっかり捉えつつ、他の大きな大会も含め１つでも多くゲームをすることがチーム力の向上につながるので、昨年と同じようなゲーム数を戦いたいと思っています。それにふさわしいチーム補強というものもしていただきました。スタートの１１人を選ぶのが究極の選択だとも思いますが、常にベストをイメージしてチーム力を引き上げていきたいと思います。
世界最高峰のステージを経験して、その基準でやっていかなければいけないと思っていますし、日々そこに近づけるようにチーム力を上げていかなければけないと思っています。今年もまた日本代表選手が不在のスタートになりましたが、１ヶ月後の「FUJI XEROX SUPER CUP2009」（2月28日（土）＠国立）に向けて、みなさんの期待に応えられるようなよい準備をし披露したいと思っています」

Q：実績がある選手も補強した中で、各選手に期待することは？
「サッカーのゲームの中では、両ゴール前のボックス内でのクオリティが
勝敗を決定づける。その中でいかにさらにクオリティを高められるかが、昨年の分析からも顕著に不足していた部分だった。そこに対する補強をお願いした中で、パク・ドンヒョクとチョ・ジェジン には非常に高い実績がある。チョ・ジェジンは日本での実績もある。得点力、失点を防ぐためのボックスの質を上げるための補強をリクエストして、実現してもらった。これによって、ガンバの中でもさらに勝負というか、選手同士の勝負、競争力を上げていくこともできる。これまでいる選手も刺激を受けて、レベルアップすることも出来ると思っている。代表の経験もあるし、インターナショナルのレベルでも必ず力を発揮できると思う。
レアンドロについては、昨年までの神戸での決定力の高さ、違うスタイルのスピード、スタイルの中でアクセントをつけてくれる選手だと思う。やはり決定力に期待したい。違うスタイルの中でチームのオプションも増えるだろう。
太については、J2リーグでの経験があるし早くチームに慣れてもらいたい。
またユース出身の３選手については、常にガンバのトップチームが視野に入っていた中で、ユースのレベルを積んできた。自分の持ち味を出してほしいと思う。菅沼、宇佐美は早くトップのスピード感に慣れて、融合してほしいと考えている。大塚は決定力があるし、大迫（鹿島）に負けない力があると
思っている」

以上