本日、熊本市内で藤田俊哉選手のロアッソ熊本移籍加入会見が行われました。会見での岡英生代表・池谷友良総監督GMのコメントは以下の通りです。
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☆藤田俊哉選手コメント

●岡英生アスリートクラブ熊本代表:
「皆さんおはようございます。今回、私どものユニフォームスポンサーであられます神城文化の森・藤田社長のご厚意もありまして、日本を代表するJリーガーである藤田俊哉選手を獲得することができました。ご存知かと思いますが、藤田選手はJリーグ選手協会の会長も務める、Jリーグを代表する選手であります。この選手が当チームに加入する事で、まず、ロアッソ熊本を全国にアピールする事ができる、また、ピッチでの素晴らしいパフォーマンスでゲームをコントロールして、チームを勝利に導いてくれることを期待しております。
また、若い選手達にとっては、公私にわたって素晴らしい指導をしてくれると思いますし、彼の姿勢そのものが、私どものチームの選手にとって、非常にいい手本になるだろうと確信しております。さらには、今後ロアッソ熊本がJ1を目指すにあたって、チームの強化の面で、あるいはその他の面でも、彼の人脈も生きてくるんではないかと期待しております。そんな彼が熊本のチームに来てくれることを、心から嬉しく思っております」

●池谷友良総監督GM:
「おはようございます。この度、藤田俊哉を獲得できて大変嬉しく思います。彼と接触をして３ヶ月くらい経っていますが、何とか今日、この日を迎える事ができて、大変、私自身ホッとしております。この日のために３ヶ月動いて来たので、本当に今日、俊哉がこの場にいるという事をありがたく思っています。
彼の経歴を改めて言う必要はないと思いますし、日本を代表する選手ですし、今までの彼のサッカー人生でいろんな経験をしたことを、熊本のために出して欲しいというか、伝えて欲しいなと思っています。チーム自体も若いですし、選手達が藤田俊哉からいろんな事を吸収するということになっていくと思います。ピッチ上でのスキルは当たり前ですけれども、プロフェッショナルとして、もう37歳なんですが、なんでここまで一線でできるかということを、是非このチームに残して欲しいし、若い選手達は感じ取って欲しいなと思っています。
次の目標に向かって一緒に夢を追いかけていきたいなと思いますし、俊哉も『熊本のために行きますよ』と言ってくれたので、こういう場を持てたことを改めて嬉しく思っています。また今後ともよろしくお願いします」

Q：この３ヶ月間、どんな思いを込めて、どんな言葉で口説かれたというか、ロアッソ熊本への加入に導く事ができたのか、それを教えていただけますか？

「そうですね。ホントに来てくれっていうか、それだけですね。是非ウチでやってくれと。まあ、その思いを伝えるっていうことですね。やはり、彼の今までの経歴を見たら、こういうJ2の末端のクラブに来るって事はリスクもかなりあると思うんですね。いろんな意味での冒険だと思うんですが、いろんな事を伝えてもどうしようもないと思うんですね。純粋に、サッカーで君が必要だと、それだけだと思います。その思いを彼に伝えていったということ。やっぱり、彼ともいろんな話をして、いろんな問題は出て来ますよ。『池谷さん、洗濯って自分でするんですか？』とかね（笑）。それは僕が５年前に来た時と同じ会話を、改めて俊哉から聞いて、懐かしいなぁというか、そういう気持ちも大事だなということを感じました。僕らも、どこかでそういうものが薄れてしまっている部分、最初ここに来た時に、プロとしての最低レベルからも大きく違った部分がありましたし、そういう部分も含めて、この環境を変えていきたい。そのためにも、俊哉が必要だと。純粋にサッカーをやっていく中で必要なもの、そういうところも伝えて欲しい、教えて欲しい、要求して欲しい。それにクラブとして応えていく。彼のようなビッグネームを連れてくるという事は、そういうことになっていくと思います。環境整備をして、そういうチームになっていかなきゃいけない。そのためにも、やはり彼が必要だと私は判断しました。あとは単純に、プレーヤーとして必要だということですね。まあ、年齢はちょっと引っかかりましたけど（笑）、まだ十分やっていけるというふうに判断しています」

以上