19日、岐阜市内にてFC岐阜の新体制発表会見が行われました。会見でのコメントは以下の通りです。
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●今西和男GM:
「2009年、『新生・岐阜』として新たなるポリシーは『共に育つ』。我々は岐阜に始めて生まれたプロスポーツクラブとして、過去2年間努力して地盤作り、大地を固めてきた。やっとメンバーを新しく加えて、新生・岐阜がスタートできる。『共に育つ』というポリシーは地域に根ざしたクラブ経営というものをFC岐阜は理念として考えています。岐阜県の地域の皆様方、サポーターの皆様方とクラブが共に育って行く形でスタートしたい。これまでも『子供たちに夢を』を掲げてやっていましたが、それを実現させるためにも、将来的に間違いなしに我々がJ1で活躍できるクラブを目指しています。J1に王手をかける年は、4年後の岐阜国体の年と考えておりまして、今年度がその第一歩の年と考えています。

ご存知のとおりJリーグのクラブには下部組織と言いまして、ピラミッド型のジュニア、ジュニアユース、ユースという組織を立ち上げまして、将来的には自前で選手を育てて行くという仕組みを作ることが義務付けられています。今年の3月からようやくユースチームを立ち上げることが出来ます。組織も大きくなりますし、選手も新たに加わりました。そんな中で私は、社長兼GMとしてやってきましたが、昨年の9月から、フロントを3つの部門に分けまして、観客を集める部門、スポンサーを集める部門、強化や地域貢献をする部門。この3つのグループに分けまして、やっとなんとかフロントにおける態勢が整ったと思います。そして私の主たる仕事は、チーム作りに専念して行きたいと思っています。

ここに集まった選手たちは、昨年9月から私と強化部長の服部と、監督の松永と3人で実際に彼らのプレーを検証し、試合を見に行って、トレーニングに参加してもらって、これならいけるだろうという選手を獲得しました。恐らく新しいメンバーはJでの経験がない選手が大半ですので、かなり厳しい試練が待っていると思いますが、少なくともチームはひたむきにプレーする。90分間走り回る。そういうチームにしたいと思いますし、まだまだプロフェッショナルな選手としては一人前とは言えませんが、まずプロフェッショナルである前に一人の社会人として、当たり前のことが当たり前に出来るように育てていきたい。

ピッチの中では、フェアプレーを守りながら、90分間暴れまわってもらいたい。とにかく90分間ひたむきにサッカーをするチームを目指していきたい。今年一年は10位を目標にやっていきたいと思っています。2年目に関しては中位を、3年目に関しては5位を、4年目にはJ1チャレンジという中期計画を立てています。それを視野に入れながら、今後にチームを進めていきたい」

●松永英機監督:
「今年、『新生・FC岐阜』ということで、3年目のシーズンとして今年も指揮を執ることとなりました。チームスローガンは『Challenge to…!』。これにはいろんな意味がありまして、クラブビジョン、チームビジョン、それぞれの毎日のトレーニングだったり、毎試合毎試合、そして一人ひとりが人間として成長し、人間力を向上させて行くすべての面で、チャレンジをして行くということです。昨年達成できなかったシーズン目標の10位。これも今年ベスト10ということで、新たに目標を設定しています。ただそういったところにチャレンジをする。チャレンジなくして何も生まれない。チャレンジすることによって、その効果が得られないこと、ミスが生じることもあるかもしれません。でもチャレンジし続けるということを、今年最後の51試合まで、選手スタッフ、フロント一致団結して戦っていきたいと思っています」

以上