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【2009シーズン始動!】水戸ホーリーホック:新体制発表会見での沼田邦郎社長/萩原武久強化部長/藤村昇司統括部長兼営業部長/木山隆之監督コメント(09.01.19)

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本日、水戸市内にて水戸ホーリーホック「新体制発表会見」が行われました。席上のコメントは以下のとおりです。
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各新加入選手のコメントはこちら

●沼田邦郎社長:
「昨年中はみなさまに大変お世話になりました。09年度は私自身にとっても水戸ホーリーホックでのはじめてのスタートとなります。私自身『水戸維新』を掲げてまいっていきたいと思います。ぜひともよろしくお願いします。また、今日は後ろに新加入選手がいます。大変いい補強ができたなと思っております。また、そのほかにも昨年6月には萩原強化部長が加わりました。1月からJリーグから藤村が入っております。この体制で2009年をスタートしたいと思ってます。心を一新して頑張っていきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いします」

●藤村昇司統括部長兼営業部長:
「今年からクラブの一員として参加できることを大変誇らしく思ってます。水戸ホーリーホックの一員として、クラブが今年のスローガンのように目標に近づくための原動力になれるように1年間がんばりますのでよろしくお願いします」

●萩原武久強化部長:
「チームの編成はほぼ終了したと思ってますが、2名のけが人が出ているものでして、その部分を含めて26人で編成を終えているのですが、ちょっと不足かなと感じております。様子を見ながらまた再編成することもあるかなと考えております。ほぼおおよそのチーム編成が終了したと考えてもらって結構だと思います。1年間よろしくお願いします。

 チームの補強のコンセプトは前からプレッシングをかけて最後まで動けるというのがあります。そういったことで1つはガムシャラにひたむきに動いてハードワークに耐え得る身体能力を持っている選手。もう1つは51試合に耐え得る精神力を持った選手。その両方の強さ、身体と精神両面で戦える選手を獲得して、また残留してもらいましたというつもりでございます。それを踏まえてチームスローガンは『前へ』ということで、決めました。これはすべてへの挑戦を意味しておりまして、一歩でも半歩でも前進することをしながら前に進んで行きたいと思ってますので、それによってチーム力も向上していくと思ってます。

 ちょっと説明させていただければ、なぜ『前へ』なのかという話になると思います。ボールを持ったらゴールを目指してシュートを打てばいいと思うし、ボールを取られたら前に立ちはだかって、相手が前に来るのを妨害すればいいしと思います。特に世界のサッカーは攻守の切り替えを早くという段階から、すでに攻守が一体化した、攻守が融合した段階になってます。また、その中でうまい、速い、強い、この3拍子が揃った選手がきっとワールドカップで戦えるんだと思います。そしてまた、現代のサッカーは速攻も遅攻もない時代と言っても過言ではないと思います。そういったことも踏まえてサッカーのスタンダードはあくまで日本のスタンダードでなく、ワールドスタンダードをベースにすべきだと思ってます。ぜひ、水戸の選手にはハードワークを厭わないで、90分間本当に最後まで走りきって、体力消耗するといった中でプレーしてもらって、スタジアムに来ていただくお客様に感動を与える試合をしてほしいと強く願ってます。そういった意味で今シーズンのキーファクターは『前へ』ということで、1年間進めていきたいと思ってます。

 そして、今シーズンのキャプテンは大和田真史選手に決定しました。地元茨城県出身であります。暖かいご支援と、また厳しいご指導をいただきたいと思います。よろしくお願いします」

●木山隆之監督
「昨年1桁順位を目指してチームはベストを尽くして戦ってくれました。その中であと一歩及ばず11位という結果だったのですが、自分たちの目標に近づく戦いはできたんじゃないかなと思ってます。ただ、2シーズン目を迎える今年はさらにもう一歩進んで、J2のチームも3チーム増えて18チームになるなかで、中位の上の方まで行くことを大きな目標にしたいなと思ってます。具体的な数字で言うと、8位以上。8位より上に行くのはまったく構いません。いくらでも行きたいと思ってます。無理な目標を掲げるのではなく、自分たちの今の現状の中でできるベストのことをやったなかで10位以上、上位に入っていけるようなところまで行けたら、今年の大きな成功になると思いますので、そこを目標にチーム一丸となって戦っていきたいと思います。チームのコンセプトは昨年とまったく変わりありません。若干守備のやり方、攻撃のやり方、少しずつ昨年の反省を踏まえて修正していく必要はありますが、基本的に運動量を生かして、若さを生かして、守備も攻撃も相手にプレッシャーをかけていくというスタンスのチーム作りで今年も頑張っていきたいと思っています。応援よろしくお願いします」

〜質疑応答

Q:木山監督に質問です。今季の目標をもう少し具体的にお伺いしたいと思います。

「昨シーズン、我々はハードワークというか、ボールを持っている相手に常にプレッシャーをかけに行くことと、あとは奪った後によりシンプルにつないでゴールに向かっていくということ。それともう1つチームの大きな柱にしたことは、しっかりとボールをつないで、ボールを動かして相手を崩していくというこの守備の面と攻撃の面で2つの柱をコンセプトにしてチームを作りました。当然、ボールをつないで、プレッシャーをかけるということを実現するためには相手より多く動くことが一番大きなベースになってきます。そこである程度どの試合も相手よりも多く動くことは十分できるようになってきた。ただ、そこからもう少し動きの質だったり、守備のプレッシャーに行ける場面行けない場面、チームとして51試合戦い抜く中でそれをうまく使い分けていく戦い方、そこの精度をもう少し上げていきたいなと思ってます」

Q:木山監督に質問です。監督自身、今季の補強はどこを重点にされたのでしょうか?その満足度と、新加入選手に期待することはどこでしょうか?
「補強についての満足度に関して言えば、非常に満足してます。たとえば、昨年のシーズン主に主力として戦ってくれた選手が半数以上残ってますし、そこに自分たちが足りなかったストロングポイントを持ったプレスαを足していける武器を持った選手を獲得したいという思いで補強の策に入りました。ある程度、それが納得できる選手が入ってきてくれたかなと思ってます」

Q:木山監督に質問です。平松選手が抜けましたが、その穴はどう埋めていこうと思ってますか?
「センターラインに関しては新しい戦力で言うと、加藤選手やキム・テヨン選手を補強しましたし、あとは昨シーズンからいる中村英之選手もセンターラインでしっかりとレギュラー争いをしてくれるという思いを持って、チームを構成しました。もちろん抜けた選手の穴を埋めるのはそんなに容易なことではないのは理解しています。ただ、それを超えていける可能性は十分あると自分では計算しています」

Q:木山監督に質問です。リーグ戦開幕まで1月半ですが、鹿島とのプレシーズンマッチもあります。開幕までの青写真や計画はどう描かれてますか?
「5日前からトレーニングをはじめてます。新加入の選手も多いですし、チームにどれだけ早くなじんでいけるかというところでチーム作りをはじめました。明日から本格的な2部練習をスタートさせます。先ほども言いましたように、昨シーズンベースを作ってくれた選手がある程度残ってくれているので、チームのコンセプトを浸透させるのは早いのかなと。当然、そうなったときに51試合を戦い抜く体力的な部分とトータル的な精神力も含めていろんなことに耐え得ることが必要になってくるので、2月7日に1番最初の練習試合を予定しているのですが、それまでは徹底的にフィジカルの部分、それと個人を鍛えるのに重きを置いて時間を費やしていきたいなと思ってます。そして、2月7日の練習試合からチーム作りというか戦術の部分に入って、3月の開幕に控えたいなと思ってます。ただ、今週から2月7日までは選手たちには相当なハードな練習が待ってると覚悟を決めて待っててもらいたいと思ってます」

Q:木山監督に質問です。目標は8位以上ということですが、具体的な勝点はいくつぐらいになると思いますか?
「昨シーズンのデータで行くと、やはりそこの成績まで行こうとすると50後半。我々の勝ち点は47だったので、そこから9試合上積みされてますので、当然60以上が最低で、60後半になってくるんじゃないでしょうか」

Q.萩原強化部長に質問です。ユースから昇格する選手がいないのですが、育成面の強化についてはどうお考えですか?
「おっしゃるとおりですね。鶴野選手のように北海道からではなくて、水戸ユースから昇格する選手が出てくればいいなと思っているのですが、6年後くらいをメドにトップに上がってチームで活躍できるような選手をなんとか育てたい。自分たちのユースチームからトップチームに選手を上げるということは大きな夢です」

以上
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