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【2009シーズン始動!】愛媛FC:新体制発表会見での亀井文雄社長・望月一仁監督コメント(09.01.12)

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本日、愛媛県松山市内のエミフルMASAKIにて愛媛FC「新体制発表・新加入選手紹介会見」が行われました。席上のコメントは以下のとおりです。
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●亀井文雄代表取締役社長:
「あけましておめでとうございます。2008年はたくさんのご支援をいただき、ありがとうございました。結果は我々にとって不本意であり、そのことについてはチーム全体・会社としても反省しております。同じく観客動員に関しては、Jリーグではイレブンミリオンというプロジェクトで昨季はリーグ全体で約930万人となり、愛媛FCとしては一昨年から比べますと昨年は1試合平均約300人増と微増ではありますが、増やすことができました。ただ、Jに加盟したときから毎年、1試合平均5000人を目標に掲げていますが、それが現時点まで未達成であることは反省しております。

この2009年は現時点まだ選手23名ということで、発表している中ではまだ完璧ではないと思っています。あと数名増員を予定していますが、現時点では未定となっています。チームの方は望月監督の方から説明があると思いますが、2009年は会社の目標として『熱狂のホームスタジアム』という言葉を使いたいと思っています。会社としては観客動員を含め、毎回のホームゲームで『熱狂のホームスタジアム』を目指していきたいと思います。同時に我々は2001年からJFLに参戦し、地域密着を図り県民サッカークラブとして色々な活動に選手だけでなく、フロントスタッフも関わり愛媛FCのアピールをしてきました。その努力は自負しておりますが、これが観客動員にも表れなければ意味がないと感じています。チームが少しでも順位を上げ、サポーターや観客に応援に来てもらえる、そして試合が面白い、ハラハラする、または感動する試合ができるように持っていきたいと思っています。

2009年のJ2はご承知の通り、15チームから18チームになります。昨年の14位という順位は自分も非常に納得していません。本当はもっと上でいけたのではないかと思っていますが、その中で今年は18チーム中、少なくとも一桁を目指して頑張りたいと思います。繰り返しますが、それと観客動員で1試合5000人を目指し、来てくれる皆さんに感動を与えることを選手ならびに監督、コーチ、フロントスタッフを含めて努力していきたいと思いますので、どうか皆さんにもご支援をお願いいたします。簡単ではございますが、2009シーズンの挨拶とさせていただきます。今日はお忙しいところお集まりいただき、ありがとうございました」

●望月一仁監督:
「こんにちは。今年もよろしくお願いいたします。愛媛に来て5年目、J2では4年目となりますが、今までやってきて愛媛のスタイルはだいぶできつつあります。攻守の切り替えが速いサッカーを目指し、それが確立されてきました。後は結果ということですが、今年は結果を出せるよう、開幕から自分達のスタイルを出していきたいと思います。これまではスタイルを作るのに時間がかかり結果が出せていませんが、今年はその時間を短くしてスタートから結果を出したいと思います。やるからには3位を目標に、まずは社長の言うとおり一桁には入れるチーム作りをしたいと思います。そして最終的には、3位に入れるようにしたいと思います。よろしくお願いいたします。

また、スローガンは『E-Spirit -EHIME ひとつになって闘う-』です。昨季はなかなかひとつになって戦えず、歯がゆい試合がありました。そういう歯がゆい試合をするのではなく、まとまって戦えるチームに変えていきたいと思います。これはチームだけでなく、サポーターも含めてみんなでひとつになって闘えるようにということです。簡単に言うと『愛媛魂』ということですが、心をひとつにして戦えればと思います。

〜質疑応答〜

Q:監督から新加入各選手の特徴と、どんなプレーに期待しているか教えてください。
「背番号順にいくと、2番の柴小屋選手は昨季、ウチの試合でもFKからゴールを決めているようにゴールを入れられる高さのあるセンターバックです。点が取れるし、守備では体を張れて人に強いセンターバックだと思います。手薄なポジションの選手なので、スタートから活躍して欲しいと思います。

6番の田森選手はボランチですが、持っている攻守の運動量をゲームの中で使ってもらいたいと思います。チームとして走れなければ結果は出せませんが、攻守で走れるのでぜひ結果を出して欲しいと思います。8番の内村選手は皆さん既にご存知だと思います。今年期待したいのは、もっと点を取って欲しいということです。攻守に走れるので、得点に期待したいと思います。

次に9番のジョジマールですが、こちらも皆さんご存知だと思います。点を取れる選手ですが、点のところだけ絡むのではなく、つくるところや守備などでもゲームに絡んで欲しいと思います。17番の大山選手も皆さんお分かりの通りだと思いますが、今年は守備でも頑張ってもらい、攻守に体を張ってプレーしてもらえればと思います。ウチでは点を取る機会が少なかったのですが、FKだけでなく流れのなかでも点を取って欲しいと思います。

19番の越智選手は大分のユース出身で、技術はしっかりしているのでだんだんプロのスピードに慣れてもらいたいと思います。ボランチだけでなく中盤ならサイドでもプレーできるようにして欲しいのですが、キックが正確なのでその武器を出して早くゲームに絡んでもらいたいと思います。

21番の山本選手は昨季の最終戦でC大阪との試合に出ていました。最後でゴールをこじ開けられなかったゴールキーパーなので、それを今度は愛媛のためにゴールをしっかり守って欲しいと思います。23番の吉川選手は阪南大出身で、試合を統率できるプレーヤー。ディフェンスラインも統率できるので、愛媛に慣れてラインをコントロールして欲しいと思います。ビルドアップもチームとしてディフェンスラインからつなぎたいですが、能力は高いのでプロのスピードに慣れて武器を出してほしいと思います。

Q:亀井社長に対してですが、発表された中でFWは4人です。今後はFWを加えるのでしょうか、そしてそれは日本人なのか、外国人なのでしょうか?
「まだメンバーは今発表しているのが全てではありません。FWに関してはできれば外国人を採りたいと考えていますが、まだ正式に発表できる段階ではありません。チームの目標としては外国人FWをジョジマール選手ともう1人補強したいと考えています。あとボランチももう1人、これは外国人にはこだわりませんが獲得したいと思います。ただ、現状では未定でなんとも言えません」

Q:亀井社長にお聞きしますが、期限付きの選手が少なくなりましたが、改めて補強のポイントは?
「私と監督とでは若干違う部分もあるかもしれませんが、社長としての立場ではチームが点を取って勝つ、1試合1試合勝たなければいけないと思っています。その点、決定力では昨年、J2での得点は最下位でした。これは結果に過ぎませんが今年は最下位という汚名ではなく、点の取れるチームになってもらいたいと思います。監督や選手への希望はそういうところで補強を考えて進めています。結果的にどうなるか現状では申し上げにくいのですが、チームとして望月監督の走るサッカーやチーム作りにプラスして、決定力のあるチームになって欲しいと思っています」

Q:望月監督に、改めて監督の立場で新体制についてお聞きしたいのと、J2のチームや試合数が増えることについて昨年と変わるところがあるのか教えてください。
「今いる既存の選手だけでは少ないのですが、縦のラインは去年スタートで出遅れたので、縦のラインでしっかりした選手を採りたいと思っていました。柴小屋選手や田森選手、山本選手、ジョジマール選手など、中心になってくれる選手が来てくれたと思います。これにセンターバックは3人なので、もう1人欲しいと思います。そうやって中心になる選手を補強で加え、今までやってきた選手の中で大山選手やジョジマール選手は戻ってきた選手なので、愛媛のサッカーにすぐ慣れると思います。縦のラインはまだ足りないと思いますが、少し足りないくらいの方がいいのではないかと思っています。今いる選手を伸ばして補強しなくてもいいようにしたいのですが、怪我があったりチームが上手くいかなくなったときに補強をしたいと思います。いる選手を何とか伸ばして、自分達のサッカーをしたいと思います。

また、18チームになることに関しては、ウチにとっては試合数が多い方がいいと思います。少ないと短期決戦のようになり、相手と自分たちがいる中で、これまでは自分達のスタイルをつくれませんでした。また、チーム数が多いといろいろなチームとできるし、かえって楽しみです」


Q:改めて、今シーズンの具体的な順位の目標は?
「現場としてはやるからには昇格できる3位を、毎年目標にしています。その中でまず社長の言う一桁を最低限と思ってやっていきたいと思います」


Q:愛媛FCしまなみに所属する2選手(持留選手と兼田選手)の位置づけは?
「2人はプロ契約で、一緒にトレーニングもします。試合を経験する機会が少ないので、公式戦を経験してもらい、サテライトの試合にも出てもらいます。試合を経験することでちょっとでも良くなれば、トップに登録します。キーパーは2人しかいなくなるので、そこは考えなければならないと思います。とりあえず、しまなみで結果を出してもらってトップに上がって欲しいと思います」

Q:セカンドユニフォームが白になりましたが、何か思い入れがあったのですか?
「(亀井社長)昨年はユニフォームサプライヤーがディアドラからミズノに変わった経緯があり、アウェイのユニフォームに関しては考えていたことで実施できなかったのが正直なところです。アウェイでもオレンジのユニフォームがかぶることはないのですが、本当はアウェイでももっとオレンジを出したいという思いがあります。少しでもオレンジを出したいということで、2009年は背番号などでオレンジが出るようにセカンドユニフォームを変更しました」

以上
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