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【日本代表 指宿合宿】1/12練習レポート:攻守に別れた練習で、攻撃の引き出しを積み重ねる。(09.01.12)

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1月20日(火)イエメン戦@熊本 試合速報 | 2月4日(水)フィンランド戦@国立チケット発売中!
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 ピッチでの練習がキャンセルされた合宿3日目の午前も、選手たちはストレッチや体幹などに取り組み、完全休養に当てられたわけではなかった。またアイスブレイク、つまりうち解けた雰囲気を作るための行事が行われたようでチーム内の結束が高まっているものと期待されている。

 この日の午後練習は、阿部勇樹、金崎夢生の2名の別メニュー調整選手に加え、結婚式を行う石櫃洋祐の穴を埋めるべく5名の高校生を加えてスタートする。

 一日ごとに設定が変化してきた練習は、この日から攻守を分けた形でのメニューが採用され、消化された。たとえば16時ごろから始まった攻撃練習では、ディフェンダーの選手が守備に専念し、攻撃練習の手伝いをする、というスタンスで行われていた。

 サイドライン際に5mほどのエリアを設定し、この領域を3名ほどの選手によるパスワークで突破。クロスを上げるのである。続いて、中央で攻撃を組み立てつつサイドに散らして崩す、というバリエーションも試されていた。フィニッシュのところは選手個々の能力に依存せざるを得ないが、それ以前の組み立ての領域の精度をどこまで高めていけるのかは監督やチーム戦術が解決できる部分である。

 16時20分頃から始まった練習は、攻撃側に有利な状況設定でまずは攻撃練習が行われた。8人がある程度自由にボールを動かしながら6人の守備陣を攻め崩しシュートを狙っていく。時折守備側がボールを奪うと状況がスイッチ。守備陣3選手に対して4人の攻撃陣が陣取るカウンターの練習がスタートした。これはカウンターの練習という側面はあるとは思うが、主眼にしていたのは守備陣3人でのカウンターにおける守備練習であろうと思われる。もちろんイエメン対策の一環だろうと推測される。

 練習の最後に行われたハーフコートでの紅白戦は、それほど走らずに攻守の切り替えに移れるという状況になっており、意識付けの意味合いが強いものと思われる。とにかくボールを奪われた瞬間に奪い返しに行く、というコンセプトの徹底のためには、気を抜く瞬間をいかに減らすのかが重要となる。そういう意味で、実戦的な練習というよりは、意識付けの徹底が続いていると考えた方が良さそうである。

以上

2009.01.12 Reported by 江藤高志
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