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【熊本:新監督就任会見】北野誠監督、池谷友良GM、岡英生代表取締役のコメント(08.12.27)

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本日、熊本市内でロアッソ熊本の新監督就任会見が行われました。
席上のコメントは以下のとおりです。

●岡英生 代表取締役
「本日はご多忙中のところお集まりいただきありがとうございます。この度、池谷GM兼監督がGMに専任ということになり、それに伴って内部昇格によりヘッドコーチの北野君を監督とし、来年度はこの体制で臨むということに決まりましたのでご報告致します。
経緯について説明しますと、今年初めてJ2に参入しまして、去年とあまり変わらない体制で1年間必死に戦って来たわけですが、Jリーグというのは非常に厳しいリーグだということが鮮明になってきました。しかし、5年でJ1に上がるという目標を立てておりますので、その目標を目指して頑張っていく中で、どうすればいいのかを考えた時に、我々のチームに不足しているものは補っていかなければいけない。それは何かと言いますと、中長期的な戦略を立てて、それに伴っていろんな人を獲得したり、チームの強化を担うGMという役割だということでした。そのために、今シーズン半ばから池谷監督にGMを兼務していただいたわけです。15チーム中12位という結果を踏まえて、来年度以降さらに飛躍をし、残り4シーズンでJ1入りを目指すためには、もう一段上の強化が必要だということで、来年度以降は池谷GMにはチームの戦略立てと体制作りに専念していただき、北野新監督に采配を振るってもらうということで、今回の人事を決定した次第です」

●池谷友良 GM
「こんにちは。池谷です。なんと言っていいのかわかりませんが(笑)、来季からGM専任ということでやらせていただくことになりました。
今、社長から経緯のご説明がありましたが、私が熊本に来てちょうど4シーズンが終了します。当初はJリーグに入ることを最大の目標にしてやってきました。本当にゼロからスタートして、今シーズン途中からGM兼任という役割を正式にいただいたんですが、実際はスタートした頃からそういう仕事も含めてやってきました。これまでも『Jリーグで戦って行くためには中期長期のしっかりしたビジョンを立てることが必要だ』ということで、GMという存在が必要だと毎年クラブにも要求していました。その中で、こういう判断をしなければいけないなということを強く思い、今日に至りました。私もずっとコーチ、監督という現場のポジションでやってきたので、監督という立場へのこだわりは強く持っています。ですが、このチームを発展させていくために必要だと感じたということですね。今シーズンを最終戦まで戦って、第1期というか、Jリーグに上がるという目標の中でチームを作って来たことが完結したと判断し、この日を迎えました。
北野新監督に関しては、私がここに来たときから『一緒にやってほしい』ということで連れて来て、自分の心の中で、なんとか次は北野にやってもらいたいなという思いがあり、それが実現したということです。これからのやり方等については何も心配していません。4年間一緒に作って来たので、変わってはいけないもの、自分たちが追い求めて来たものは継承してもらい、変わっていかなくてはいけないもの、ここに北野の力を借りて、これからいろんな意味でチームの質を上げてもらいたいと思います。それをやってくれる人材だと思います。私のポジションは変わりますが、これからも二人三脚で次の目標に向かっていきたいと思っております。これからもよろしくお願いします」

●北野誠 新監督
「皆さんこんにちは。この度、監督に就任することになりました北野誠です。よろしくお願いします。まず、監督としてのキャリアをロアッソ熊本でスタートできることを光栄に思っています。そして、監督という重要なポストを与えていただいた岡社長はじめとするクラブの役員の方々、そして、池谷GMに対して感謝の気持ちでいっぱいです。
監督としてのスタートにあたっては、不安もいろいろとあるとは思いますが、池谷さんがGMなので、それほど心配はしていません。今まで4年間、僕はサポートを一生懸命やったつもりなので、池谷さんのサッカーを継続していければなと思います。そして、来シーズン終わった時には、『北野に任せて良かったな』と思ってもらえるような結果を残したいです。まだ始まっていないし、僕は初めてなので何でも言えるので、自信はあります。先ほど池谷さんからあったように、ブレてはダメなところは、ずっと一緒にやって来てわかっているので、それをなんとか選手に伝えて、今年以上の成績、今年以上の感動を与えたいと思います。よろしくお願いします」

Q:どういった点で自分のカラーを出していきたいとお考えでしょうか?
「選手とのコミュニケーションを上手くとって、話を聞きながらやろうと思います。僕も池谷さんと同じように負けることは嫌いなので、何とか勝ちにこだわって、その中で質を高めていかないといけないということを感じています」

Q:先ほど池谷GMからありましたが、変わってはいけないところ、逆に変わらなくてはいけないところ、それぞれどういう部分なのか教えて下さい。
「ブレてはダメというのは、今年1年ではなくて、1年目から今年4年目ですが、サッカーに対して真剣に走り抜くというか、まずはチームありきという気持ちの部分から入って、戦術的に言うとハードワークという部分だと思います。今後やっていく中で柱になる部分の質を、もっともっと高めたいと思います。今シーズンはシュート数がワースト1、被シュート数もワースト1でした。第3クールの最後のほうは、被シュートは少なかったですがシュートも少ないという状況でした。分析すると、最後の1/4のところの崩しだと思います。そこは高めなきゃいけないというのを感じていますし、ビデオ等を見て振り返ると、そこの前のパスも不十分だったというのがあります。ですから来シーズンに向けては最後の1/4をどうやって崩すかというのが課題になると思います」

Q:具体的に目標とする順位は?
「まだ選手も決まっていませんし、相手もいることですし、対戦チームの補強状況もわかっていないので、順位や数字は言えませんが…。ただ、福岡と鳥栖には絶対負けたくなくて、やっぱり九州で一番になりたいというのが僕の気持ちです」

Q:選手が決まっていないということですが、ここのポジションにこういう選手が欲しいというのはありますか?
「僕の考えとしては選手ありき。デルピエロやメッシが欲しいと言っても穫れるわけじゃない。それは社長とGMと相談しながら進めているところなので、申し訳ないですけど具体的には言えません」

以上
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