◆チケット最終販売中!FIFAクラブワールドカップのチケット情報はこちらから!
◆J's GOAL FCWC特集サイトをチェック!
アルアハリは間違いなくエジプトで最も人気のあるサッカークラブだ。総人口約7500万人のうち、半数以上がファンだとも言われている。また、エジプトだけでなく、サウジアラビアや湾岸諸国にもアルアハリファンは多い。そんな彼らアハリファンは、現地でアハラウィ(アハリの)と呼ばれる。このアハラウィというのも、応援の掛け声によく使われる言葉だ。
応援に欠かせないのは、何でもいいから赤い物。レプリカユニフォームはもちろんだが、赤いTシャツでもかまわない。そして、「旗」。試合当日、主要道路やスタジアム周辺には旗売りが所せましと並ぶ。いくつもの種類の旗が売られており、だいたいの相場はひとつ100円〜500円程度となっている。
応援のスタイルについては、エジプトらしくタブラという太鼓を持参するサポーターが、掛け声のリードを取ることが多い。日本のサポーターのように一糸乱れず全員で、というわけではないが、スタジアムのあちこちから自然にチームを鼓舞する掛け声が湧き出てくる形だ。
アルアハリサポーターは、チームが劣勢でも熱い声援を送り続けるという特徴を持っている。調子が悪くても、どんな状態でも、とにかく熱をこめて応援する。負けたとしても暴言を吐く人は少ない。その場での不平不満よりも、1907年の創設以来、何度も優勝しているチームに対し「100年間も楽しませてもらっている」という感謝の気持ちが強いそうだ。
以下に掛け声のパターンを掲載した。なかなか分かりにくいが当日スタジアムで応援しているサポーターの歌声を聞きながら、どんなことを言っているのかが推測できるので是非、印刷してスタジアムへ持っていって見てほしい。
<チーム編>
オー、アハラウィ オー、アハラウィー
「自分たちはアハラウィ(アル・アハリーファン)」。これが一番多い。
アホム アホム アホム アブタル アフリキヤ アホム
「彼ら、彼ら、彼ら、アフリカチャンピオンズ」
アハレーーーィ アハレーィ
「アハリー、アハリー」
エルアブ ヤ アハリー
「やれ!アハリー」。チームが攻められている時に使う。
ホッバ エ ホッバ ア インシャアッラー ハネクサブ
「よいしょ!よいしょ!神様が望むならば 勝つでしょう」
<選手編>
アブトレイカ ヤ ファンナーン
「アブトレイカ はアーティスト!」
バラカート マリク エル ハラカート
「バラカートは曲芸の王様」
<番外編>
ラ コットン ワラ キッターン エルアハリー フィル ヤバーン
「コットン(綿)でも、麻でも 日本へ!」。CAFチャンピオンズリーグ決勝で戦ったコットン・スポルト(カメルーン)を絡めたコール。決勝戦で歌われたものだが、今は日本へ行く応援ツアーのCMになっている。
取材協力:多美子 BAGHDADY
◆FCWC無料携帯サイトでもコンテンツを続々追加していきます!
まずは下記QRからアクセス!&Bookmarkを!
