本日、富山市内でにてカターレ富山のＪリーグ入会審査結果連絡と記者会見が行われました。記者会見での出席者のコメントは以下の通りです。
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●楚輪博監督:
「（富山市）草島の練習グランドで知らせを聞き、選手たちと喜びを分かち合ってきました。本当に１年間よくやったとの実感がふつふつと沸いてきています。大変うれしいです。開幕戦に１万人、昨日の最終戦にも6000人を超える入場がありました。県民とサポーターに守られてここまで来ることができたと感謝しています。そして戦ってくれた選手のみなさんに感謝したい。１年間ありがとうございました」

Q:J2が開幕する3月まであまり時間がありません。どうレベルアップしますか？
「私自身、Jリーグでの指揮は10年ぶりになります。ひと昔前のことですから、分析から始めなければなりません。私達はJFLにいたわけですから、戦えるのかどうか、まだ分かりません。ただ、今年1年間やってきたことをベースにして、来季もやっていきたいと思っています。（選手補強に関しては）トライアウトも見に行きますが、ベースは今のカターレ富山の選手をしっかりレベルアップすることだと思っています。JFL後期の6、7試合の戦いは、J2でも少しは通用すると感じました。そこを最低レベルにして戦っていけたらと思っています」

Q:目標を聞かせてください？
「やるからには、次の夢はＪ1。そのためには今やるべきことがあるが、目標を尋ねられたらやはりＪ1だと思う」

Q:JFLからの昇格クラブがJ2で苦戦しています。来季続投のオファーを受けておられる立場で、当面の目標とするJ2中位定着に向けて何が必要になるのとお考えですか？
「富山を含めた新規の3クラブ、上がって間もない熊本や徳島、愛媛といったチームとの争いの中で、（18クラブ中）10位から1桁順位を目指すことになります。JFLでも対戦したチームだけれども、J2の中で成長した部分があるはずです。私達はその間、JFLにいたので差はあるでしょう。そこを埋める部分が、補強なのか、強化なのかは、今から研究したいと思います。
（この1年の）昇格を目指した戦いに比べ、J2での目標を選手たちがどう捉えるか大事だと思っています。強い決意と意志を持って選手がやれるよう、わたし自身にも課すべきものが必要です。いい環境づくりは、現場だけではなく会社全体で取り組まなければならないものです。（監督続投の契約までに）いろいろ話し合いをして、わたしの考えをバックアップしてもらわなければなりません。（具体的な構想や戦い方については）就任が決まった時、みなさんに決意をもって示したいと思います」

Q:北陸三県で初のJクラブ誕生の意義をどう考えますか？
「順位とかだけではなく、地域を活性化しているという点で（北信越には）新潟といういい目標があります。追い付け、追い越せで富山県全体を元気にしたい。いろんな文化がある中で、スポーツ文化を担っていけたらと思います」

●浜野勇気選手（主将／DF）:
「１年間、グラウンドで頑張ってチームとして（昇格という）結果を出せたことがうれしく、チームメートに感謝しています。支えてくださった関係者、サポーター、ファンのみなさんにもう一度お礼を言いたいと思います。ありがとうございました」

Q:来季の目標、抱負を聞かせてください？
「やはり勝たないとファンもついてこないと思う。１試合１試合、勝利をめざしてチャレンジしていくしかない。個人でだめなら組織で対抗できるチームを作っていきたい。私自身、Jリーグは初めての舞台になります。小さいころからの憧れであり、夢でした。チャレンジする気持ちでやっていきたい」

Q:北陸三県で初のJリーグチームになりますが意義をどうお考えですか？
「北陸のサッカー界を活性化するためにも、（カターレ富山が）先頭に立って引っ張っていけたらいいと思います」

Q:毎年、J２では昇格チームが苦戦しています。どう対抗していきますか？
「厳しい戦いになるだろうが、やってみなければ分からない部分はまだ残っていると思う。対戦相手の研究をして対策を練れば、いい勝負ができると思っている。今は準備するしかない。まずはトレーニングをしっかりやりたい」

●渡辺誠選手（副主将／MF）:
「Jリーグ昇格という、この１年の目標を達成できたことを素直に喜びたいと思います。そして、カターレ富山に携わってくれたすべてのみなさんに感謝しています。ありがとうございました」

Q:プレーヤーとして、チームの一員としての夢を聞かせてください？
「小さい子供たちに夢を与えられるようになりたい。僕が小さいころそうだったように。富山の小さい子供たちがサッカーを好きになってくれて、富山県全体がサッカーを盛り上げる雰囲気がつくれたらよいと思います」

Q:毎年、J２では昇格チームが苦戦しています。どう対抗していきますか？
「JFLから上がったチームが苦戦していることは意識はする。でも、やはりプロは結果がすべて。勝たないとサポーターもついてきてくれない。そこらへんを肝に銘じて、やれることをしっかりやっていきたい」

●石田英之選手（副主将／FW）:
「チームが始まって目標としていた昇格が叶ってうれしく思います。（リーグ戦の）早い段階で観客入場者数が（入会基準を）達成し、あとはチームの結果だけだったので…。ほんと、みなさんのおかげで昇格できたと思う。その感謝の気持ちを忘れず来年も戦っていきたい」

Q:プレーヤーとして、チームの一員としての夢を聞かせてください。
「Jリーグでのプレーは初めてになります。FWなので、より多く点を取って観客を魅了するようなプレーをしたいと思います」

Q:毎年、J２では昇格チームが苦戦しています。どう対抗していきますか？
「この１年やってきたことを継続させることでチーム力もアップすると思う。厳しくなると思うが１試合１試合頑張りたい」

以上