11月23日（日） 2008 J1リーグ戦 第32節
神戸 1 - 1 Ｆ東京　（13:00／ホムスタ／13,010人）
得点者：15' 田中英雄（神戸）、83' カボレ（Ｆ東京）
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●内山俊彦選手（神戸）：
「内容も良くていいゲームをすることは出来たと思いますが、勝点３が欲しかっただけに残念。１−０で迎えた後半もあくまでもう１点獲りに行く姿勢でした。ただ無闇にバランスを崩す必要はないと思っていたし、その中でもチャンスがあったので２点目をとれていたら、完全にうちのゲームだったと思います。相手も上位にいるチームですから、特に後半はうまくバランスをとりながらやっていましたが、うちも悪くなかったので残念です。失点のシーン以外は上手く修正しながら相手の得意な形を出させなかったですしね。あともう少しで勝ち切れただけに悔しいけど、相手もあることなので、次、しっかり切り替えて戦うことに集中したい」

●榎本達也選手（神戸）：
「結果は非常に残念です。絶対守りきれると思っていたので、個人的にはあの失点も、あそこにくるまえの時点でどうにか出来たと思いますし。ただ後半の途中からセカンドボールを拾えなくなり、逆に相手にセカンドボールを拾われてサイドをうまく使われていましたから。その前に何とか粘って、２点目をとってくれると信じてたんですが…。チャンスもありましたしね。失点のシーンはカボレの個人技、一人の能力が本当に凄かったという感じですね。しっかりブロックをして相手の攻撃を止められていただけに、個人技でやられてしまったことも残念です。勝ちゲームを引き分けられた、という印象。とにかくあと２試合あるので、残り２つをしっかり戦いたい」

●石櫃洋祐選手（神戸）：
「ゲーム自体は悪くなかったと思う。シュートまでの形も良かったし…。ただ僕も含めて追加点を奪えるチャンスがあったのでそこをしっかり決めたかったし、決めなければいけなかった。あそこの精度をあげないといけませんね」

Ｑ：F東京には、攻撃に関しては前半から殆ど持ち味を出させなかったと思いますが？
「そうですね。ゲーム前からカボレが攻め残るのが分かっていたので、そこを注意しながらボランチと連携して相手の良さを消すことを考えていた。それは殆どの時間で出来ていたんだけど、本当に一瞬の隙をつかれてやられた。最後まで勝ちに行く姿勢を貫いて、守備をベースにやっていこうということをハーフタイムでも確認していただけに、残念です」

●田中英雄選手（神戸）：
Ｑ：シュートシーンについて。
「（吉田）孝行さんが、レアンドロがボールを持った時に、僕の方を見てしっかりスペースをあけてくれたので決めることができた。パスが出てくるかなと思っていたら、レアンドロがシュートを打ったんですが、いいところにこぼれてきたのでうまく決めれた。そのまま打とうと思ったけど、相手も食いついてきたので、切り返して打ちました。今日は入り方も良かったし、得点の時間帯も１タッチ、２タッチでリズムよくやれていたし、得点もすることが出来てよかったのですが、前後半通して２点目のチャンスもありましたからね。それが決まっていれば勝ちゲームに出来たと思うので、残念です。大宮戦から連勝がスタートして、以降の試合を全部勝とうと言っていただけに、連勝が止まったのは残念だけど、天皇杯で大敗したあと、内容的にはいい試合が出来たと思うし、これを残り２試合でも続けていくことが大事だと思います」

●カボレ選手（F東京）：
「首位とも勝点３差だったし、残り３試合の結果が大事だと思っていたので、高いモチベーションでゲームに入ったのですが、残念ながらこういう結果になってしまった。難しい状況になりましたが、まだ上位に食い込めるチャンスはあるのでやり続けたい。今日は前半、１点をとられましたが、ミスがかなり多かったですし、内容的には良くなかったので、よく１点ですんだな、という印象です。後半に入ってリズムが良くなって追いつくことはできましたが、最初にミスをしてリズムを崩してしまうと、こういうリーグ終盤のゲームはより難しくなると思います」

Ｑ：同点ゴールのシーンは？
「その前に１対１のシーンでシュートを相手のGKに止められて、チャンスを生かせなかったので、２回目のチャンスだったのですが、守備の選手を起点にボールが入り、赤嶺からパスを受けて、何とか決めなければいけないと思っていた。ゴールについては獲れて良かった」

以上