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【ヤマザキナビスコカップ 名古屋 vs 大分】大分側プレビュー:初のベスト4進出。さらにチームの歴史を塗り替える。大分トリニータ、新たなステージへ。(08.09.02)

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9月3日(水)ヤマザキナビスコカップ 名古屋 vs 大分(19:00KICK OFF/瑞穂陸
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「大分の歴史を変えよう」
J1に昇格した2003年から、リーグ戦では降格争いの常連チームで、リーグを一桁台で終われるシーズンは快挙と言われていた。シャムスカ体制になって4シーズン目の今年、明らかに大分は変わってきている。リーグ戦ではJ1昇格6年目にして開幕初勝利。その後、開幕初2連勝、ナビスコカップ初決勝トーナメント進出、そして初めてのベスト4へ。しかも、カップ戦・リーグ戦合わせてホーム13試合負けなしと今年の大分は、今までとは明らかに違う。

この強さの秘密をそれぞれの選手に聞いてみたところ、「シャムスカ監督のサッカーが浸透」「守備の安定」「チームの団結力」「サポーターの後押し」という答えが返ってきた。どれも、当たっていると思う。

まず、「シャムスカ監督のサッカーが浸透」に関しては、これは、今年一年で変わったものではない。2005年の9月にシャムスカ監督が就任して以来、3−5−2のシステムは変わっていない。徹底的な相手チームの分析による、試合中のシャムスカ監督のずばりと当たる采配。シャムスカ監督は試合中のメンバー交代に必ず、「メッセージを込める」。その選手を入れることで、攻めにいくのか、守りに入るのか、どういう戦い方をするのかはっきりさせる。その采配が的中することが多い。

決勝トーナメントを決めた予選Dグループの最終戦の大宮戦。その時の順位はまだ2位だったため、その大宮戦に勝っても必ずしも予選突破ができる訳ではなかった。他グループの2位のチームの結果が絡んでくる。それを計算に入れて戦わなければならなかった。後半28分に先制した大分時点で、シャムスカ監督は他会場の速報をスタッフに調べさせ、さらに追加点を取りにいくのか、このまま守りに入るのか、細かい指示を与えた。そして決勝進出を手に入れた。

さらにベスト4をかけた準々決勝のF東京戦でも、アウェーで勝利した大分は、そのアドバンテージを生かし、ホームでの戦い方を考慮した。この名古屋戦に関しての戦い方に関しても「もちろん考慮している」というシャムスカ監督。勝つのが前提であるのは当然だが、最悪、引き分けまの場合は1―1までというのは計算に入っているだろう。

次に「守備の安定」。相手のいいところを消すサッカー。リーグ最少失点を誇る堅い守備は大分の一番の武器である。日本代表GKの西川周作のスーパーセーブ、対人に強い3バックはもちろんだが、まずはその前にいるダブルボランチ、エジミウソンとホベルトの献身的なハードワークが大分の守備を支えている。しかし、ホベルトは出場停止、エジミウソンは負傷のため帯同していない。その穴を藤田義明、西山哲平がとれだけ埋めることができるかがポイントとなってくる。

最後に「チームの団結力」と「サポーターの後押し」。どの選手に聞いても、必ず「ファミリー」という言葉がでてくる。チームの精神的な柱・鈴木慎吾を中心として、選手間のコミュニケーションがよく取れている。小林亮や森島康仁から「ここは大分のために戦いたいと思うような気持ちになるチーム」とコメントしているように移籍してくる選手の馴染みも早く、アットホームな雰囲気がある。これが大分の好調の秘密である。

準決勝を勝ちぬくための条件は十分に揃っている。堅守と団結力を持って、名古屋の地に乗り込む。

以上
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