12月16日(日)FCWC3位決定戦 エトワール・サヘル vs 浦和(16:00KICK OFF/横浜)
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準決勝ミラン戦での余韻がまだ残るなか、浦和は16日の3位決定戦でアフリカ代表のエトワール・サヘル(チュニジア)との対戦を迎える。すでに天皇杯で敗退している浦和にとっては、07シーズンを締めくくる最後の一戦となるが、いい形で終えることはできるだろうか。
戦前の予想を覆し、北中米カリブ海王者のパチューカ(メキシコ)を下し、南米王者のボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)を苦しめたエトワール・サヘルの戦いぶりには、少しの驚きを覚える。アフリカらしくない。この表現がいいか、悪いかは別にして、フランス人指揮官の下、エトワール・サヘルはアフリカのチームとしては珍しくよく統率が取れているのである。とくに守備時には、しっかりと前線、中盤、DFと3ラインをキープし、相手を網にかけ、そこから鋭いカウンターを仕掛けることが徹底されている。
守ってカウンター、この点を考えると、浦和と類似したチームということになるかもしれない。ただ、客観的にみれば、実力はエトワール・サヘルに一日の長があるといえる。浦和としては、まず相手の2トップに注意を払うことが必要になるだろう(ボカ戦は1トップだったが、浦和戦では2トップが予想される)。弱冠19歳、左利きのエースストライカー・シェルミティはスピード豊かなテクニシャン。そして、そのシェルミティとコンビを組むのは187センチと大型なFWベンディファラー。彼ら2人をスピードに乗らせてしまうようだと、浦和としては苦戦は免れないだろう。
そして、もうひとり注意したい選手が右サイドバックを務める13番のフレジだ。ボカ戦を見ても、攻撃の多くはこの13番のオーバーラップから生まれていた。彼のクロスに前出の2トップが飛び込む、ボールを奪ってからの素早いカウンターに加えて、右サイドからの仕掛けもエトワール・サヘルのひとつの攻撃パターンといえる。そこをどう抑えるかも、浦和にとっては流れを決めるカギとなりそうだ。
対する浦和は、ミラン戦で闘莉王が左太ももの肉離れを起こしてしまい、戦列を離れたのが誤算。一方で、そのミラン戦で久々にピッチに立ったキャプテン山田が、好パフォーマンスを見せたことは朗報だ。闘莉王のアクシデントもあって、急遽トップ下に入った山田だが、まるで水を得た魚のようにフレッシュなプレーでチームの攻撃を活性化した。そのプレーにはオジェック監督も高い評価を与えただけに、エトワール・サヘル戦での山田の起用法も楽しみなところだ。
土壇場でJ1優勝を逃したショックから見事立ち直り、クラブワールドカップ開幕後はセパハン戦、ミラン戦と、これまでに見られなかったような積極性を存分に出すサッカーで新たなスタイルを見せている浦和。エトワール・サヘル戦でも、そのスタイルを貫けば、好結果は得られるはず。来シーズンにつなげる意味でも、後ろで守るだけでなく、前に行くサッカーを見せてほしいものだ。
以上
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