-ゲームサマリーはこちら-
-横浜へ行こう! スタジアムガイドはこちら-
----------
★川崎F側プレビューはこちら
「いま、素直に優勝争いをしたいと思う。実際、F・マリノスはそれに値する、いいチームになってきていると思う」
先月のインタビューで語ってくれた、松田直樹の言葉である。事実、今シーズンの横浜F・マリノスは、従来の『専守防衛』的サッカーから、自分たちで仕掛け、前線からのプレッシングで主導権を握る『攻撃』的サッカーへと変貌を遂げ、確かな結果と手ごたえを出してきた。だからこそ、目に見える結果=タイトルが欲しい。それは、選手たちだけでなく、サポーターたちの切なる願いでもある。
最も手近に引き寄せたタイトルは、ヤマザキナビスコカップ。その準決勝が10、13日と行われ、横浜FMは川崎フロンターレと、決勝進出をかけて戦うことになる。過去2年、横浜FMはいずれも準決勝でタイトルへの道を閉ざされてきた。2005年はガンバ大阪に、そして2006年は鹿島アントラーズにあと一歩及ばなかった。今年こそは、ファイナリストに。そして、2001年以来6年ぶりのナビスコカップ制覇を実現したい。
直前のリーグ戦を勝って、この準決勝ラウンドに臨みたかった横浜FMだが、前節はF東京に無念の逆転負け。これで3連敗となってしまった。切り替えるしかない。浦和レッズとのゲームでは終始支配しながら、一瞬のスキを衝かれて惜敗。続く大宮アルディージャ戦は、残留に必死の相手のペースに飲み込まれ、いいところなしの惨敗。早野宏史監督も「今までやってきた我々のベースの部分がほとんどないようなゲームだった」と、落胆の色を隠せなかった。
そして、前節のF東京戦では、先制点を挙げながら逆転負け。「ここ2試合、点が取れていなかったので、取れてホッとしたところがあったのかもしれない」と語ったのは、中澤佑二。だが、不調の原因を細かく分析して、悩んでみても始まらない。「ナビスコがあります。切り替えましょう!」。中澤が明るく言い切った。「そこで勝てば、この(リーグ戦の)連敗も忘れられるでしょう!」。違うステージの大会、しかもタイトル獲得がすぐ目の前に迫っているだけに、ここを勝ち抜けば、大きく好転するだろう。
新しいサッカーにチャレンジし続けてきた、2007年の横浜FM。紆余曲折はあったものの、壁にぶち当たるたび、それを乗り越えてもきた。熟成を極めるまでは、まだまだ克服しなければならない課題もあるだろうが、今シーズン、やり続けてきたサッカーは決して間違ってはいない。その答えを出すためにも、ナビスコカップのタイトルは是非とも取りたいところだ。その思いは、アジア・チャンピオンズリーグで敗れた川崎Fも同じだろうが、負けるわけにはいかない。リーグ戦は横浜FMの2戦2勝。ホーム、アウェイでともにゴールを挙げた大島秀夫、山瀬功治らも、そろそろ爆発のときを迎えていいはずだ。
まずは、ホームゲームを制すること。そして、3日後のアウェイでも主導権は渡さない。今季3度目の神奈川ダービーは、タイトルへの渇望心が強い、横浜FMが制するだろう。
以上
------------
★ヤマザキナビスコカップFINAL!
ベストマッチ&ベストゴール”はこれだ!【アンケート実施中!】
投票締め切りは10月17日(水)18:00
★☆2007Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝☆★
11/3(土・祝)13:30〜 フジテレビ系列にて生中継!
豪華プレゼントが当たる「FINAL GOAL」やスペシャル動画も配信中!
携帯サイト メニュー → TV → フジテレビ → すぽると!ニュース