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【J1:第28節 横浜FC vs 川崎F】ジュリオレアル監督(横浜FC)記者会見コメント(07.10.07)

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10月7日(日) 2007 J1リーグ戦 第28節
横浜FC 0 - 1 川崎F (14:01/国立/14,208人)
得点者:26' ジュニーニョ(川崎F)

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●ジュリオレアル監督(横浜FC):
「また一つ、結果を出すことができずに終わらせてしまいました。ただ、全体的に見ればいいゲームができたのではないかと思います。川崎Fが点を取る前に、自分たちがチャンスを生み出すこともできましたし、失点後や後半も相手より多くの決定機をつくるなど、前の試合よりさらに内容はよくなりました。しかし、ゴールを奪うことができなかった。
今日は、相手が素晴らしいチームなので、そこに勝って自分たちのチームを立て直したい、という気持ちはとても強かったのですが。選手たちは、持っているものをすべて出してくれたと思います。ただ、結果が出なかった。その責任はすべて監督にあります。とにかく、選手を精神的な不安や悩みから解き放つことに務めていますが、それについても監督の仕事です。選手は、試合はもちろん、練習でも100%の力を使ってくれています。JリーグやFIFAが掲げているフェアプレーの精神をモットーにして、規律正しくプレーしてくれていると思います。あとはそれを続けていき、結果が出るまで、最後まで戦い続けるだけです」

Q:1点取ってスローダウンした川崎Fを攻略するために、どんな策を講じましたか。
「まず前半は、ゲームをしっかりとコントロールできていたと思います。しかし、相手が得点する前にこちらが点を取ることができなかった。先制されて2失点目を喫することが多かったので、まずは、失点をしないようにしっかり集中させることに専念しました。ハーフタイムでの指示は、『攻撃的に、前からマークに行こうという』というものです。DFたちにも、少しラインを上げて、相手がパス攻撃をしかけるように仕向けるというねらいをもたせました。選手交代前でもチャンスは多く、まず引き分け、さらに逆転までうかがえる勢いはあったと思います。そして2人、3人と選手を入れ替えるなかで、うまくいくという気持ちになりました。ただ、ゴールが奪えな
かった。相手がどのような戦いをしてくるかということなども理解はしていたのですが。
今シーズン、これまでの試合を分析してきて、先に点を取られると、追いついて逆転するというのは、非常に難しいことになっていると思います。後半、攻撃的に出て、CKやFK、その他のチャンスもたくさんあり、ポストにボールが当たるシーンも2度ほどあったほか、相手GKの好守などもあったのですが、シュート数としては改善されたかな、と。全体的にまとめて言うと、失点後は2失点目をしないこと、後半は攻撃的に出て、まずは1点、そして次に逆転、という話をしました」

Q:次節にも降格が決まるという状況です。『内容はよくなっている』とおっしゃいますが、勝つためにこれから、具体的に何をやっていくつもりですか?
「同じことをただ繰り返すのではなく、何か変化を加えながら、チームをよくしていきたいというのは心がけています。結果が出ていないのはありますが、試行錯誤していきたいです。今回は、4−4−2というシステムを採用し、まず立ち上がり、ゲーム展開としてはよかった。その後、4−5−1に変更したのですが、それはあまり効果がなかったので4−4−2に戻し、しかしそのなかでもボランチ1枚という変化を加えました。自分たちは何もしていないわけではありません。勝利をめざして、いろいろ違うことを取り入れて改善を図っています。今日は、選手たちが自分が求めるサッカーをやってくれました。レベルとしては非常に高いものだったと思います。前の試合に比べればたくさんのチャンスを生み出すことができましたし。あとは、それをゴールという結果に結びつけるだけです。これから2週間の時間がありますから、そこでフィニッシュの部分を強化していきたい。ウチには素晴らしいFWがいるので、選手が自信を失わないようにやっていきたいと思います」

以上
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