10月7日（日） 第87回天皇杯3回戦
東京V 0 - 1 Honda FC　（13:00／味スタ／2,428人）
得点者：106' 鈴木弘大（Honda FC）

----------

●ラモス　瑠偉監督（東京V）：
「前半はチャンスがほとんど作れず、相手のペースにはまってしまいました。後半はなんとか、４バックにして攻撃的にいこうかと思ったんですが…。
今日はHonda FCの選手、監督を褒めなくてはいけないと思う。最初から最後まで１点を取って勝ちにいくという姿勢が出ていた。そういう気持ちにうちは負けたんじゃないかと思います」

Q：２年連続で３回戦敗退ですが、天皇杯は難しいですか？
「難しいのは難しい。でも、選手達には、優勝するのも不可能じゃないと伝えてきた。Ｊ２リーグでも優勝して、タイトルを獲ったら歴史を作れるよ、と。そういう気持ちで選手を送り出しました。でも、やっぱり難しかった。
相手は失うものはないし、勝ちたい気持ちがあった。そこは相手が上回っていた。我々を見ていると、いつでも点を取れるという雰囲気だった。難しさをわかっていなかったんじゃないか。一発勝負は本当に、強いチームも弱いチームもなくて、少ないチャンスをモノにしたほうが勝つ。積極的に、勝ちたいという気持ちを表すほうが勝つということです。本当に１００パーセントの力を出したかどうか。今日のHonda FCの選手の皆さんを見ていると、本当に一人一人がヴェルディを倒したいという気持ちを持っていた。それと同じ気持ちをうちが持って戦っていれば勝てたと思う。モチベーションの問題です。
先ほど言ったように、リーグ戦だけに集中しているわけじゃない。僕は天皇杯決勝までいきたかった。難しいかもしれなかったけど、今のヴェルディでは不可能じゃないと、選手には理解してほしかった。最初から積極的にいってほしかったです。
選手にとってはアピールする場所だったし、彼らを信じてピッチに送り出したんですが…。簡単な試合になるとは思っていなかったけど、まさか負けるとは思ってなかった」

以上