7月28日(土)J2 第31節 湘南 vs 徳島(19:00KICK OFF/平塚)
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けっして内容で劣っていたわけではない。とくに前半は自分たちのリズムで試合を運び、ゴールも奪っている。だが先制を許しても、2位チームに動揺の色は見えなかった。後半に入るや相手のミスを逃さず、すかさず同点弾をねじ込む。そして10分と経たないうちに追加点を挙げ、大声援を受けるホームチームはそのスコアのまま、したたかに逃げ切るのだった。
前節の京都戦、西京極に乗り込んだ湘南は「2−1」で注目の上位対決に敗れた。「2点のうち、ひとつでも止めていれば違う展開になっていたはず」と、GK金永基は唇を噛む。さらに反省は尽きない。
「監督のゲームプランを崩してしまうようなかたちが最近は多い。たとえ紙一重だったとしても、上位に負けているということはやはり自分たちに原因がある」
京都の1点目はリスタートを契機としていた。ゴール前まで繋ぎ、田原豊のシュートはヒットしなかったものの、それが横にいた徳重隆明にこぼれるのだから流れというのは恐ろしい。不意の出来事に、おそらくは徳重自身も一瞬面食らったことだろう。ただ思いがけないことだったとはいえ、そのこぼれ球を先制点に繋げた徳重がよいポジションを取り、スペースを確保していた事実に違いはない。続く54分の三上卓哉による追加弾にしても、高い位置まで駆け上がったこのサイドバックの前には人数がいながらも十分なシュートコースが用意されていた。それを思うと湘南は、前半戦の躍進に繋がったしぶとい守備をチームとしてあらためて見直す必要があろう。
さて湘南は今節、徳島をホーム平塚に迎える。ここまでは2戦2勝と湘南が結果を残してきたが、おのおの90分間を通して見ると、そのゲーム展開に主導権を握ったがゆえの課題を垣間見せたのも事実だった。ましてや徳島は仙台や東京Vからアウェイで金星を挙げるなど、けっして侮れぬ相手であることは疑いない。前節も敗れはしたものの、試合を通して支配力を維持し、上を行く山形をセットプレーの1点に抑えている。仙台から移籍間もないMF熊林親吾も持ち前のパスセンスで早くも攻撃をリードしており、難なくチームにフィットしている様子だ。パスを繋ぎリズムに乗っていく両軍にあっては、緩急の使い分けを含めたゲームコントロールという点において、中盤、とくにボランチに注目したい。
西京極での熱気がまだ覚めやらぬうちに、金はこう締めくくった。
「ロッカールームではすぐに、『次、勝とうや!』という声が出た。ひとつのきっかけで変われると思う」
そう、前節の敗戦は痛いと言わざるを得ないが、これでなにかが決したわけではない。今節のあとには鳥栖戦が控え、さらに10日間を経て上位陣との連戦が待っている。その意味でも、この徳島戦を大切な試金石としたい。
以上
2007.07.27 Reported by 隈元大吾
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