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【2007新潟 グアムキャンプ:レポート】新潟、グアムで初のフルコートでの紅白戦を実施。順調にチームの土台作りに励む(07.02.04)

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キャンプインから一週間、アルビレックス新潟は今年もグアムで順調にチームの土台作りに励んでいる。今季、チームは勝ち点50以上、リーグ7位以上と目標を設定。
坂本、深井、デビットソン純マーカス、千代反田といった即戦力を獲得し、陣容は整った。
開幕へ向け、どう選手を融合させていくかがキャンプ中の大きなテーマとなる。

去年のグアムキャンプ、新潟のハードトレーニングは他チームの選手達にも話題だった。練習は3部練習が主で、午前中は全くボールを使わずフィジカルトレーニング。一日おきに朝から1000メートル6〜8本の走りこみ、サーキット…「鬼軍曹」と怖れられたフラビオフィジカルコーチのメニューを、新潟の選手達が懸命に消化する姿が印象に残っている。

ところが今年のグアムでは「楽ではないけど、去年より随分軽くなった(MF鈴木)」と言う声が。ここまで走りこみは700メートル4本を一度だけ。朝は30分の筋トレが義務づけられ、砂場でのサーキットもあり、確かに決して楽ではない。が、フィジカルトレーニングはボールを使ったものが中心で、選手が1番キツいと感じるいわゆる「素走り」は格段に減っている。GK野澤が「フラビオ、どうしちゃったの?って感じ(笑)」と冗談を言うほどだ。

もちろん、鬼軍曹が今季、急にキャラクターを変えた…というわけではない。
ニュースを賑わす「暖冬」の影響が要因のひとつ。チームがキャンプインするまで、新潟には「入団8年目で初めて(GK野澤)」積雪がなかった。これにより、例年室内練習が中心だったこの時期にグラウンドでの練習が可能となり、16日の始動からグアムキャンプまでにある程度のフィジカルを作ってくることができたのだ。
もうひとつ、フラビオコーチのこれまでの積み重ねが結果を得た今、今季は持久力強化に重点を置くのではなく瞬発力やパワー系のトレーニングに重点を置こうと考えているとチーム関係者は話している。

今年のグアムキャンプは午前、午後の2部練習。3日間ほどは主にフィジカルトレーニングに時間を割いたが、ボールを使った形が多く用いられた。30日午後からは対人プレーなどを行い、徐々に戦術練習を開始。そして2月3日の午後練習では初のフルコートでの紅白戦が行れている。

その紅白戦は時折鈴木監督がプレーを止め指示を飛ばしながら、20分を3本。
「(新潟に来て)練習の中で声が少ないと感じていた」と話すFW深井や、リーダーシップが期待されるMF坂本など新加入の選手が遠慮なく回りの選手達に声をかけて自らの要求を伝える姿が目立った。どの新加入選手もあっという間にチームに溶け込んでいるのは練習中の姿を見ても明らかだ。
とはいえ初の紅白戦、「コンディションのバラつきもあるし、新加入選手とのコンビネーションもまだまだ。出来としては全くですね」と鈴木監督。これから実戦を積み重ねながら、チームとしての機能性を高めていくことになる。

グアムキャンプ中は7日に神戸、9日にKリーグ・仁川との練習試合を行い、帰国後は2月13日から24日までJ-STEPで二次キャンプ。その後、場所は未定だが今年もそのまま開幕まで新潟には戻らずトレーニングを続ける予定となっている。

以上

2007.02.04 Reported by 高木聖佳

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