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【千葉 2007新体制・新加入選手発表記者会見】会見での唐井直 チーム統括本部長コメント(07.01.26)

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1月26日(金)フクダ電子アリーナにて千葉 2007新体制・新加入選手発表記者会見が行われました。会見での唐井直 チーム統括本部長コメントは以下の通りです。
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●唐井直 チーム統括本部長コメント:

「ジェフユナイテッド市原・千葉をこれまで育ててきた、前任者・祖母井GMの言葉をお借りしながら、今年度の目標についてお話させていただきたいと存じます。祖母井さんは、ジェフでやり残したこととして、『ジェフでやり残したこと、それは、人生、人の生き方にかかわるクラブ(作り)である』とおっしゃっていました。

言葉にしてしまうと大層大きなテーマではございますが、この頃、子供が子供を、子供が親を、親が子供を、という、一昔前でしたら到底考えられないような嫌な事が起こっているこの世の中で、サッカーというスポーツに関わっている私達に何かできることはないんだろうか、と、そのように、自分たちのやっていることを見つめなおす、問い直す。そういうことについて、祖母井さんはおっしゃっていたのではないだろうかと、自分は今そのように、先のお言葉を解釈をしております。

『サッカーを通じて、生きる。』ということを、まさに体現されていたのが、前監督でもあるイビチャ・オシムさんではなかったか、と。私自身ジェフに加わる以前、外からみさせていただいていた中でイビチャ・オシムさんの生き方に深く感銘を受けておりましたから、そのDNAを引き継がれていらっしゃるアマル・オシムさんと一緒に、このたびお仕事をさせていただけるということに、私はいま、わくわくしているところでございます。

チームについてですが、今季は、春季キャンプからアマル・オシム監督が指揮をとる、その最初のシーズンとなります。まさに、アマル・ジェフにとっては、名実共に、本当のスタートを切ることのできる、そういうシーズンだと今季について捉えております。そういう中で、何をチームは目指していくのか。既存の選手だけではなく、そこにこのたびの新加入選手という新たな刺激が加わることで、競争力のあるチーム編成を目指し、さらにその中で、質を高めていく、そういうということに取り組んでいきたい、チームが目指す強化目標については、そのように考えております。

『サッカーについて、ひたむきに追求してきたことで、今日のジェフがある。』と、外からみさせていただいていた頃から、私は考えておりました。そういった意味において、育成については、トップチーム内での競争ということだけのみならず、次世代のジェフに繋がる若い選手を、どのように育成していくかという広い視野に立って、現在考えています。

ジェフは、『ジェフユナイテッド市原・千葉リザーブズ』というJFLクラブを持っており、公式戦を34試合組んでおります。これにより、Jリーグで組まれているサテライトリーグ公式戦6試合だけでは成し得ない、ユース世代の育成に繋がると考えています。さらには、ユース世代の『ジェフユナイテッド市原・千葉U−18』という下部組織も抱えております。この、トップチーム、リザーブズ、U−18という3つのチームの連携をさらに深めていくことにより、若手の育成に取り組んでまいります。そのためのスタッフも今年は配置させていただきました。

そして、先ほどの社長の説明にもありますが、ジェフでは、サッカーを教えるということだけではなく、子供の成長ということにフォーカスした、『サッカーおとどけ隊』という特別な活動を実施しております。これについても、今季力を入れていきます。

この、強化・育成・普及という三本柱が、同じ方向を向いて、共に進んでいく、そういうジェフユナイテッド市原・千葉でありたいと、2007年度は、そういうクラブ作りを目指して取り組んでまいります」

Q:10・6・2・17番といった背番号を背負う選手について、どのような形で補強を進めているのか?あるいは、欠番にするのか?
「お話できる範囲内でお話しますが、まず日本人での補強については、さらに1人ないし2人ぐらいできれば、ということを考えています。外国籍選手については、まだ2枠残っていますので、そこについても、2人を補強することを目指して、現在動いております」

Q:明後日からトルコキャンプ遠征が始まるが、キャンプ中にまた新しい選手(外国籍選手など)が加入するということはあるか?
「このクラブは、イビチャ・オシム前監督を始め、キャンプの途中から新しい人材が加入した、そういう経緯もこれまでにあります。まず軸になる日本人選手のところを固めた上で、次に外国籍選手、という風に、アマル・オシム監督にはおっしゃっていただけていますので、そういう意味では、まだ時間が許されている、という判断で、動いております」

以上

★新加入選手コメントは【こちら】
★アマル・オシム監督コメントは【こちら】
★淀川隆博 代表取締役社長コメントは【こちら】
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