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【千葉 2007新体制・新加入選手発表記者会見】会見での淀川隆博 代表取締役社長コメント(07.01.26)

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1月26日(金)フクダ電子アリーナにて千葉 2007新体制・新加入選手発表記者会見が行われました。会見での淀川隆博 代表取締役社長のコメントは以下の通りです。
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●淀川隆博 代表取締役社長:

「いよいよ新シーズンに向けて、今週からトップチームは練習をスタートしております。新しいトップの人員もスタッフも一部決まっていないところもありますが、すでに初日からフルパワーで動いています。残りのトップチームそれからスタッフについては、昨年前任者からスムーズな引継ぎを受けた唐井GMが、現在、獲得に向けて動いているところです。

クラブとしては、2003年度から取り組んできた明確な3つの柱を軸に、今季に取り組んでいく所存です。

ひとつは、魅力あるクラブ作り。2003年以降優勝を狙えるチームになりました。一昨年・昨年とヤマザキナビスコカップ連覇をしましたが、その『優勝する』というところをこれからは超えて、今季は、ACLを狙えるチーム作りをしていくことが目標です。ということは、ヤマザキナビスコカップ三連覇はもとより、リーグ戦制覇、天皇杯制覇といったところをもめざして、それにより、ACLを狙っていきたい、ということです。

このたびの新加入選手に加え、外国籍選手の新たな獲得努力も継続し、阿部選手を含め、抜けた戦力の穴を埋めることのできる、新たなヒーローが、千葉から新しく生まれ活躍することに、私自身期待しています。

ふたつめは、地域と共に歩むクラブ。これはトップチームの活躍なくしてはありえない、なかなか難しいことではあります。それには、トップチームが常に優勝し、タイトルをとることができるようにならなければいけません。

ファン・サポーターのみなさま、とりわけ、ホームタウンである市原・千葉をはじめ、その周辺の市町村に愛されるクラブになるために、私達は、昨年の実績として、地域のイベントに年間80回、『サッカーおとどけ隊(無料)』という、子どもたちが楽しみながらサッカーをする場を設る試みで、保育園や幼稚園、小学校、中学校、クラブチームの訪問を実施しています。

その他、サッカー指導者の育成など、すべてのものを含めると、年間300回近い地域活動をしております。こういった活動を中心として、地域貢献を、今季も継続して拡充していきたいと思っています。

三つ目は、私どもの株主でございます古川電工様・JR東日本様のご支援にいつまでも依存しない、経営の自立化。この経営の自立化というものは、Jリーグ全体をみても各クラブ現在取り組まれているところですが、私共につきましても、今後一年でも早く、目指したいと考えています。

千葉は、この二年で変革期を迎えました。ご承知のように、このフクアリができました。昨年は、初めてシーズンを通して、ホームゲームをこの場で開催することが出来ました。おかげさまで、年来続いておりました、観客動員数の最下位をようやく脱することができました。

しかしながら、まだ総合入場者数が27万人弱といったところです。これにつきましては、30万人を目標数値に置き、ひとりでも多くのお客様にお越しいただけるよう、経営努力を継続します。それをベースにして、親会社からの独立を目指します。

昨年私どもは27億の収入規模に達することが出来ました。こちらも、昨年Jリーグが公表した、J1・J2の入替えがありますので、2005年度実績で計算した、J1の平均である30億を目標にします。現在はそれにもまだ至ってはおりません。早くそこに到達させ、安定した経営、足腰の強いクラブにすることが、トップチームの強化、ひいては地域に愛されるクラブ作り、地域貢献に繋がると考えています。さらに、この観客動員の増加は、スポンサー獲得へも繋がります。昨年は70社、もう少しで100社というところまできています。これによっても、親会社からの独立へ近づくことになります。

今後もこういったことを継続していきたいと思っております」

以上

★新加入選手コメントは【こちら】
★アマル・オシム監督コメントは【こちら】
★唐井直 チーム統括本部長コメントは【こちら】
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