●2007湘南ベルマーレ 沖縄キャンプ
1月17日（水）〜1月25日（木）
沖縄県恩納村　赤間運動公園グラウンド
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●斉藤俊秀選手
「外国籍選手を含め、前からいたような雰囲気があり、キャンプ前から自然とチームに溶け込めています。僕も構えてないし、周りも自然に受け入れてくれて助かってる。
（キャンプでは）早くから集合するなど、選手全員の意識が高い。いろんな経験をしてきた選手も多いので、みんなサッカーに真剣に向き合っている。若い選手も前向きに練習に取り組んでおり、探究心も旺盛。僕に質問してくることもある。僕にとっても学ぶことが多く、刺激を受けています」

Q：失点について
「自分の過去のシーズンを振り返っても、うまくいった年もあれば悪かった年もある。悪かったシーズンというのは、個々で戦っていた。逆にうまくいった年は、DFだけでなくチーム全体がひとつのユニットになっていた。サッカーとはフシギなもので、11の高い個が揃ってもひとつにならなければ意味を成さない。チームがひとつのユニットになった時点で失点も減り、チームがソリッドになる。フォア・ザ・チームを全員が感じることが大切。
また、『湘南との試合は難しいな』と、相手に思わせることも大事。いずれにせよ、まずは『個』に走らないこと。そうすれば、たとえ相手にスペシャルな選手がいたとしても11人で消すことができるし、怪我なく効率のいい戦いが年間を通してできるはず。48試合も乗り切れる。たとえば素走りで10kmを走るのは辛いけど、ボールを使えばたとえ12kmでも楽しくて、あっという間。そんなシーズンにしたいですね。
移籍によって、くすぶっていた火が再び燃えました。いい結果を残して、恩返しをしたい」

●坂本紘司選手
Q：キャンプについて
「フシギなもので、階段を上るのも辛いのに、グラウンドに出ると体が動く。どんなに追い込んでも、次の日にはまたハードなトレーニングができる。食べて寝て、あとはサッカーだけ。文字どおりサッカー漬けの毎日は充実しているし、モチベーションを実感してます。でも、まだ始まったばかりなので、自分もチームとしても、これを持続することが大事。僕自身、シーズンでたとえ落ち込むことがあっても、キャンプでの姿勢を原点として、1年が終わるまでやりきりたい。
チームは若手、ベテランに関係なく声が出てるし、互いに鼓舞したり、1年間いい雰囲気でやれると思う。選手みんなにチャンスがあると思うし、長いシーズン、みんなの力が必要になると思います。
自分のベストを尽くして毎日積み重ねていけば、評価はあとから付いてくる。僕はダメなときも気持ちを落とさずやってきたし、だからこそ今がある。今の自分を当たり前に、もう1ランク水準を上げてやっていきたい。選手として、人間としてさらに成長したい。
今シーズンは自分にプレッシャーをかけている分、やりがいを感じてます。自分が変わろうとしていることが、ゲームにどう反映されるか。このプレッシャーがどう影響するのか。それがわかるのはゲームでしかない。ゲームのなかの僕がすべて。その意味でも、今年は楽しみです。
でも、結果が出なければ、こうして話していることもただの言葉で終わってしまう。口で何を言おうが結果がすべてだということも、身に沁みてわかっています」


以上