1月15日（月）甲府の2007年新加入選手発表記者会見が行われました。会見での大木武監督コメントは以下の通りです。
----------

●大木武監督：

「今年のキャッチコピーは『Decision&Doing』になりました。読めますでしょうか？読めても書けない、『Decision』を間違えてしまう（笑）。『ディシジョン＆ドゥーイング』。けっして英語が好きな訳じゃないけれど、日本語に訳して書くよりも英語で書いた方がカッコいいかなと思って英語にしました。（意味は）『決断して実行しよう』ということ。甲府のプレースタイルもそうだけど、試合中に迷っている暇はない。オシムさんが日本代表監督になって『考えて走る』という言葉がよく取り上げられるようになったが、甲府は２年くらい前にそれは終わっている。去年の甲府は『決断して走る』で、『考えて走る』ことは終わっていると言うこと。それくらい時代を先取りしていると思っております。自分で判断する、決断する。そして、やる、行うということは、一般の社会でも当てはまる事だと思います」

Ｑ：今年の新加入選手に大学、高校の新卒選手が多い理由は？
「状況を見ればそうなっているが、大卒だとか高卒だとか、補強に決まりごとがあったわけではなくて、甲府で戦える選手、上手くなれる選手を選んだらこうなった。結果的にこうなったことは悪いことではない。新陳代謝も必要だし、（開幕戦と最終節の先発選手が）半分くらい入れ替わってくれればいいと思う」

Ｑ：（今シーズンの）目標は？
「いつも選手には優勝することだと言っている。そういうと段々ぼけていくところもある。『15位のチームが何を言っているんだ』という部分があるかと思うが、やるからには優勝を目指す。選手には『リセットは出来ない』という話をするが、去年の順位を今年に持って来ることはない。この部分ではリセットが出来ている。みんなが勝ち点０でスタートする。今年も出来るかどうか分からないが、クラブとしての目標は優勝というところで、しっかりと目指して行きたい。そのなかで、大見出し小見出しをつけて戦えればいいと思う」

Ｑ：今年結果を出すために必要なことは？
「ここにいる選手（新加入）が我々のスタイルを覚えるのではなくて、感じて欲しい。それはトレーニングを消化していけばいいこと。去年からいる選手は、去年以上に早く、上手く、強く（レベルを）上げていく。そういうことを続けて行くことが出来ればいいと思う」

以上

★甲府 新加入選手コメントは【こちら】