1月14日（日）F東京の「2007年シーズン新体制発表記者会見」が行われました。会見での原博実監督のコメントは以下の通りです。
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●原博実監督：

「またこのチームで指揮をとれるということで、今日グラウンドに久しぶりに立って非常に嬉しかったです。夜の仕事が多かったものですから、日の当たるところでみんなと一緒にやれるというのは、すごく新鮮でした。

また戻ってくるということに関して、自分自身はまた新しくチャレンジをしたいというふうに思っています。いろんなチームを見た中で、やっぱりFC東京には可能性があると思います。ただその可能性があるというままで終わってしまうか、本当に強豪チームに入っていくか、今年はすごく大事な年だと思います。あらゆることを考えた中で、戻ってきました。

（今、FC東京に）いる選手は、決して若くはないと思います。世界を見れば、クリスチアーノ・ロナウドとか、ルーニーとか、ああいう選手がバリバリやっている。そしてプレミアリーグでマンチェスターユナイテッドは首位になっている。そうならないといけない。そうなれるチャンスは今年、やっぱりもう一回新しい気持ちでスタートするということが一番必要かなという風に思い、『このチームにかけてみよう』と帰ってきました。

やっぱり強くならないといけないと思います。なんていうでしょう・・・いいときはいいけど、だめな時はあっけないくらい駄目で・・・。そこが魅力と言われているようでは勝てないと思います。相手に２・３点入れられてから目を覚ますようなサッカーではいけないと思いますし、最初から、自分たちでサッカーも作って、戦っていけるチームにしたいなと思います。

いろいろ他にも獲得したい選手もいたんですけど、とれませんでした。いろいろな事情もあって違うチームを選んだということもありましたが、それは誰にでも声をかけたわけではなく、先ほど言ったように（うちには）もう少し変われば、という選手が多いです。だから、手本になってくれる可能性がある選手に声をかけましたが、結局、（その選手は）来ませんでした。

じゃ、そこでどうするかと考えたときに、やっぱりここにいる選手で競争して、ここにいる選手が強くなればいいと思います。むしろそれをしのぐだけのメンバーとなる可能性はあると思います。その可能性を現実のものに出来るかどうか、ここにいるスタッフ、選手たちと一緒になって、やるからには今年、面白いサッカーをします。お客さんがFC東京の試合を味の素スタジアムに見に来てくれるような、そういう試合をやります。お金を出してみてくれるような試合をやりたいと思います。それだけです。それで帰ってきました。よろしくお願いします」

以上

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