●第86回天皇杯準々決勝
12/23（土）
13：00/ユアスタ/5,537人
甲府 0−2 札幌
得点:0' オウンゴール（札幌）73' 加賀健一（札幌）
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●柳下　正明監督（札幌）:
「危ない場面が何度かあったが、選手が粘り強くプレーしてくれたことに尽きる。1点目がラッキーな形で入ったが、それを守ろうとする気持ちがあってあれだけ押し込まれたのではない。甲府がどんどん仕掛けてきたので、そうしても押し込まれる。ある程度分かっていたことで、選手の動き方もそんなに悪くない。ただ、甲府の方が落ち着いて局面を打開してきたのでピンチはあった。あれでもう少しサイドチェンジを絡めた攻撃をされればウチも90分持たなかったと思う。粘り強くチームが一つになってプレーできた結果だと思う。
また、別の所でキャンプを張るが準決勝で恥ずかしくないゲームをするためにしっかり準備したい」

Q:甲府の３トップに上手く対応したと思うが、具体的な指示は？
「昨年まではあの3トップが非常にワイドに張っていてそれに対する対応が難しかったけど、今日は３人の距離が近いのでなんとか３対３にボランチを絡めて、あるいは逆サイドが戻って対応できたと思う。甲府の突破、展開を狭い局面でやってくれたことは助かった。最終ラインは３人の距離が広がらずにやれたから何とかしのげた」

Q:天皇杯でJ1の３チームを倒せた理由は？
「一番はチームが一つになって全員が同じ絵を描いてプレーが出来ること。攻撃というよりも守備で粘り強くプレーが出来ている」

Q:去年の甲府との違いは？
「去年は個人で局面を打開されていたことが多かった。バレーや長谷川に。また、もっと大きな展開をされていた。ただ、甲府は守備よりも攻撃に関してみんながプレーしているのは今年も同じ」

Q:西谷選手のプレーについて
「運動量はそんなにない。ただ、決定的なところで仕事をしているから活躍しているように見えるかもしれない。しかし、90分トータルすればそんなに動いていないし、まだまだミスは多い。ただ、彼がペナルティエリア付近で前を向いてプレーをすれば相手にとって恐さがあると思う」

Q:中山選手のプレーについて
「彼のいいところが出ていたと思う。ボールがないときの動き。攻撃でも守備でも動きが多くてチームに貢献してくれた」

以上