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【ヤマザキナビスコカップ 川崎F vs 千葉 千葉プレビュー】主力3人が不在の千葉だが、『WIN BY ALL!』で川崎Fに雪辱を果たす。(06.09.03)

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9月3日(日)ヤマザキナビスコカップ 川崎F vs 千葉(19:00KICK OFF/等々力)
-ゲームサマリーはこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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わずか4日前、千葉は川崎Fとリーグ戦第21節で対戦して惜敗した。FWハースの得点で一度は追いついたにも関わらず、86分に川崎FのMF谷口博之に決勝ゴールを許してしまった悔しさは、どの選手の胸にも強く残っている。決定機をモノにできなかったFW巻誠一郎は、試合後、記者を避けるようにバスへと歩き、「チャンスはあったんだけど…」というひと言だけで車上の人となった。千葉の関係者によれば、選手たちがスタンドの千葉サポーターに挨拶をしてまわった際、巻は泣き崩れたような姿になって最後のメインスタンド前では挨拶できず、FWハースに促されてようやくロッカールームへ入ったという。

その巻、そしてMFの阿部勇樹と羽生直剛は日本代表に招集され、3日のヤマザキナビスコカップ準決勝第1戦は不在。3人は4日前の雪辱を果たしたくても、ピッチに立つことができない。川崎Fの日本代表招集はFW我那覇和樹だけということを考えれば、千葉にはかなり不利な状況だ。だが、3日こそチームスローガンの『WIN BY ALL!』を発揮して巻、阿部、羽生の分まで戦い、チーム力を示すチャンスでもある。

リーグ戦第21節では、特に後半は中盤の守備がうまく機能せず、川崎Fのダブルボランチの谷口とMF中村憲剛の動きを抑えられなかった。だが、負傷明けでリーグ戦第21節はベンチ入りしたが出場しなかったMF佐藤勇人、負傷欠場中だったMF水野晃樹は、8月31日の練習試合(60分×2本)でいずれも60分間プレーするほど回復。また、リーグ戦第21節は出場停止だったMF中島浩司も3日は出場が可能だ。リーグ戦第21節は水野を欠いたため、アマル オシム監督はMF坂本將貴をボランチで使わずに右ウイングバックで起用し、阿部のワンボランチで臨んだと思われる。だが、3日は中盤を構成する選手の選択肢はリーグ戦第21節よりも増えた。アマル オシム監督の選手起用に注目だ。

また、リーグ戦第21節では、千葉にとっての左サイドを川崎Fの右ウイングバックのMF森勇介に再三突破されたが、3日は森が出場停止。やはり森が出場停止だったリーグ戦第20節で右ウイングバックに入ったMF飛弾暁の出場が濃厚だろう。リーグ戦第21節では森に押し込まれる場面が多かった千葉のMF山岸智は以前、「ヤマザキナビスコカップの決勝トーナメントはアウェイゴールのルールもあるので、第1戦では相手の攻撃をしっかり抑えながら、まず先制点を取るようにしたい。得点やアシストでも貢献したいと思います」と話していた。3日はリーグ戦第21節の悔しさを晴らす奮起に期待したい。

川崎Fは、リーグ戦第21節は出場停止だったFWジュニーニョが3日はスタメンに復帰するため、我那覇を欠いても攻撃力に大きなダメージはない。千葉は高い位置からしっかり守ってボールを奪い、川崎Fの前線へのパスを寸断したい。そして、川崎Fにカウンター攻撃のチャンスを与えないように、パスミスを減らすことが重要だ。

リーグ戦第21節の千葉は1点しか奪えなかったが、川崎Fの3バックとGK相澤貴志が高さと強さを備えているとはいえ、付け入る隙はある。ゴール前では躊躇せずに「何がなんでもゴールを奪うんだ」という気迫のこもったシュートを打ってほしい。

以上

2006.09.02 Reported by 赤沼圭子
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