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【J1:第18節 名古屋 vs 磐田 名古屋プレビュー】3連勝の勢い持続中!4連勝に導くシナリオは、好調攻撃陣のゴールが握っている。(06.08.18)

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8月19日(土)J1 第18節 名古屋 vs 磐田(19:00KICK OFF/瑞穂陸)
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前節・甲府戦で、新加入のヨンセンが2戦連続ゴール、そして、玉田、杉本と、先発FWが揃ってゴールを挙げ、終わってみれば5−1の大差で3連勝を飾った名古屋。長身のヨンセンが加入して、攻撃のバリエーションが増えたことにより、チーム全体の攻守のバランスも良くなり、上昇気流に乗りきった雰囲気が感じられる。

名古屋のアドバンテージは「3−5−2でも4−3−3でもやれる自信がついた」(フェルフォーセン監督)こと。相手によってシステムを変え、相手の攻撃の起点となる選手を抑えることで、より効果的な攻撃を仕掛けていける。攻撃の核となるのは、中盤のトライアングル。基本の3−5−2で形成される1ボランチ(逆三角形)と、4−3−3の際に形成される2ボランチ(正三角形)だ。中心となるのは藤田と山口。本来ならば金も入るのだが、警告累積で2試合連続出場停止だ。しかし、藤田の的確なコーチングとポジショニングで攻守のバランスが保たれ、攻撃により時間を割くことができている。ここに、チーム唯一オシムジャパン入りを果たした中村、そしてU-21中国遠征で得点を挙げた本田が前線に絡んでいく。3トップの場合には、中村がトライアングルの頂点に入り、3トップとダイヤモンドを形成するのだが、もともと攻撃的でミドルシュートも持っている中村がこの位置に入ることにより、一層攻撃的な布陣となる。

甲府戦では、このダイヤモンドが機能し、中村もゴールを挙げた。このとき、前線のダイヤモンドが得点したパターンは、相手DFの裏に抜けるパスに反応し、GKと1対1になるカウンター。これまで、流れの中での得点が少なく、得点力不足と言われていたが、FWを中心に攻撃陣がゴールできたことで、ゴールへのプレッシャーがなくなり、自信もついているはず。ゴールのバリエーションが少なく、シュート数も少ないのが気にならないとは言えないが、「(甲府戦のとき)たとえハイボールが多くなっていたとしても、ゴールを決めていた」と、ヨンセンは自信を示す。たとえマークが厳しくなっても、ヨンセンの高さでゴール前の空中戦を制し、玉田や杉本のスピードで相手をかわす。磐田相手には「自分たちのペースできちんと崩していかないと」(藤田)ゴールは奪えないとみられるが、攻撃のバリエーションが増え、自信がついた今の名古屋なら、それもできるはずである。

また、得点した選手が注目されている中にあって、地味ながら注目の選手として挙げたいのが、本田だ。甲府戦では「みんながゴールして悔しい。決定的なチャンスも決められなかったし。自分も絶対ゴールを決めようと思って、走り続けた」とコメントしたように、甲府戦での悔しさを、磐田戦にぶつけてくることは間違いない。しかし、単にゴールだけを追い求めることはしないだろう。甲府戦では4バックの左というポジションで、危ない場面を本田が救った場面も少なくない。そして、そこからすぐさま攻撃につなげられるのは、普段、中盤でプレーしているから。速攻がうまくいった背景には、本田の守備から攻撃につなげるプレーがあった。チームでのゴールに飢えている本田がサイドを駆け回り、攻撃の起点となってチームにゴールを、そして自らもゴールを挙げてくれるに違いない。
守備をコンパクトに保ち、中盤をルーズにしないことで、攻撃もシンプルになり、甲府戦の再現となるはず。4連勝は簡単なことではないが、良い雰囲気といい形をこのまま続けることは、難しくないはず。リーグ後半戦の初戦、ここで勝てば順位も大きくステップアップする可能性がある。FWを含めた攻撃陣がしっかり仕事をすることが、チームの4連勝を導き出す。

以上

2006.08.18 Reported by 茂木 美佐子
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