●アジアカップ2007予選
8月16日(水)19:20/新潟ス
日本代表 vs イエメン代表
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●小野剛 技術委員長
「トレーニングを見てましたけど、選手がどんどん変わるし、最後のゲームも非常にダイナミックだった。チームが伸びていくんじゃないかという印象を受けました。最初から、最後にどういうところまでもって行きたいかが分かる。オシム監督の頭の中にはストーリーがあると思う。最後にこうしたいというのがあって、それから逆算して何をすればいいか考えて、最後に求める姿まで持っていく形です。スタッフミーティングはまちまち。今日はこの前の試合のビデオをチェックしつつ、次の対戦相手の分析をやった。今日は最後にいい感じのゲームができた。それが練習を物語っていると思う」
●反町康治コーチ
「千葉の選手が入って練習がスムーズになった? それは否定できない。でも千葉うんぬんは抜きにして、選手たちは吸収していく気持ちが強い。練習に関しても感覚的に捉えていると思う。
今回のテーマ? もちろん勝つこと。フル代表はそれがいちばん大事。毎回、合宿ではテーマを作ってゲーム形式で落とすという基本的なアプローチを取っている。練習メニュー? 現場で決めている。スタッフミーティングは特にやらない。今日も練習前にオシムさんからこれをやると話があったけど、実際の内容は変化した。選手にフレキシブルを求めているんだから、コーチもそうしないと。監督とコーチの仕事についてはコーチのほうが難しい。オシムさんが攻めにフォーカスしたら、自分は逆の守備の指示をするとか、気を配らないといけない。今日もFWとDFのビブスを取り替える提案をしたり。いずれにしても、オシム・ジャパンに固定概念はそんなにはない」
●羽生直剛選手(千葉)
「2日やって、練習メニューは千葉の時とそう変わらない。でもチームでやる時はもう1人くらい多い。みんなに分からせるために時間も長くやっていた。最後のゲームは攻守の切り替えと長い距離を走ること、そして攻撃では2対1や3対2などを多く作ること、守備はしっかり守ることがテーマだった。自分はわかりやすいところがある。練習メニューは全選手のコンディションを見ながら決めているんじゃないか。
自分の年齢(27歳)について? 正直、4年後(のW杯)はどうかと聞かれると歳も歳だとは思うけど、監督には慣れているし、何かの形でチームに貢献できる。少しでもチームにそれを伝えられるといい。今までの小野君(浦和)とか小笠原(鹿島)とかとは、自分は違う選手。僕がその選手より上ってこともないし、Jにはうまい人がたくさんいる。攻守両面で運動量を増やして、どちらにも貢献したいと思う。自分は人を生かすし、生かされることもできる。ボールに触らなくても誰かに仕事をしてもらうこともできる。運動量は自分のベース。オシムさんと出会って、そういう動きの質が大事だと思ったし、相手の裏を突く動きも非常に重要だと思った。それで勝負しようというものができた」
●佐藤勇人選手(千葉)
「今日は人数が多めだったんで、まだよかった。これから徐々にみんなに伝えて練習内容をよくしたい。イエメン戦のスタメン? まだ全然わかんない。当日になるのか、この前の試合みたいにアップが終わってメンバー発表とかもありえる。いずれにしてもスタジアムに着かないとメンバーはわからない。そうすることでみんな緊張感を持ってプレーするし、いいことだと思う。
今日のゲームでは後ろが3人で守っていた? 2バックにフォアリべロのような形。オシムさんは相手が1トップならDFは3人もいらないと考えている。2バックもありえる。当日にならないとわからない。中盤はポジションにこだわらずやった。トップ下の人が、自分は司令塔だから守備をしなくていいというのは間違い。トップ下も守備は求められる。オシムさんは攻撃と守備の出来る人を全員集めると思う。自分たちのいなかった合宿でかなりチームの意識は変わったと思う。トリニダード・トバゴ戦の2点目なんか自分としてもすごくいいプレーだと思った。今までの日本代表だったら、ああいうプレーはなかった。スペースができたら走れ、FWがスペースを作れと監督の言う意味もわかったんじゃないか。
今日は相手のビデオをみんなで見た。相手は1トップか2トップかわからないけど、守備はすごく弱い。攻撃のほうはスピードがある人、センタリングを上げる人がいる。でも2列目から飛び出す人に誰も付いてこないから、ド・フリーでGKと1対1になったりする。自分は危険なプレーや飛び出しを出せると思う」
●佐藤寿人選手(広島)
「今度の試合は3人しか交代がない。インド戦で冷や冷やしつつ、ベンチ裏でアップしていた記憶がある。どんな形でもゲームに貢献したいとは思う。
みんな練習に慣れてきたし、対応力があるなと思う。それだけの技術や頭がある。この練習をすごく楽しみにしているしね。どれだけ周りを見るかがすごく大事。特にビブスの色を多くしているのは、わざと状況判断を難しくしている部分がある。しっかりルックアップしないと。間接視野だけで判断しちゃだめ。周囲の状況をきっちりと判断しないと。それがビブスの色の多さの意味だと思う。広島でも最初、何でこんなにビブスを使うのかと思ったけど。広島は最大5色くらいですけどね(笑)」
●鈴木啓太(浦和)
「千葉の選手は判断が断然早いなと思う。自然と体が動いている感じ。こいつら、こんな時まで考えてるのかと思う。千葉っぽいですね。相手はああいう動きをされるのがいや。自分たちもJでやっててもいやだし、次から次から前に出てくるし。それで守備も堅い。そういうサッカーになるにはまだ時間がかかると思う」
●加地亮選手(G大阪)
「思ったより面白い練習。いつも考えていない分、頭を使う。意図的にそれができるようになるには時間がかかると思う。いつも自然に動いているから。感覚的なものが意図的になるようにしないと。誰かが動いてスペースに入るとか、そういう意図を持って動くことをやれてない。だから時間がかかる。
ジーコ監督との違い? 試合の次の日に練習をするのは戸惑ったけど(苦笑)。全員の考えが一致しないと、この練習はうまくいかない。サイドを有効に使うためにどう周りが動くかということ。相手の逆を突く動きが求められた。つねに頭を動かして周りの状況を見ることが大事。しっかり体調とコンディションを整えて自分のよさを出したい。ジーコ監督との違いは、攻守の運動量。今まで経験がないので、全員で準備することが大事。僕自身は守備でピンチを救い、攻めでチャンスを作れるプレーをしたい」
●巻誠一郎選手(千葉)
「オシム監督とは目が合ったくらいで挨拶はしていません。練習内容はそんなに変わらない。1人1人の質も能力も高いし。オシムさんは同じ練習はない。千葉とは少し違うが、狙いは一緒。しっかりプレーしろといわれた。オシムさんなんで今さらアピールというより、プレーをしっかりやって、みんなにわかってもらうことが大事。
ジーコ監督時代とはまず選手が変わった。若い人が入ってアグレッシブだし、すごく練習量も増えた。イエメン戦はまずチームとしてホームで勝つこと。しっかりした形を見せて、勝利を収められればいい。みんな能力が高いから僕らが半年かけてやっていたことをここでは2〜3日の練習でできることもある。問題ないと思う」
●田中隼磨選手(横浜FM)
「ここぞというときは後ろの選手がどんどん出て行かないと攻撃にならない。1人がアクションを起こして、それに連動していくのがチームの約束事。初めて練習したときよりも、そういった意識は強いし、チームとしての共通理解を感じる。時間があればあるほど、どんどんよくなっていく。かといってそんなに時間があるわけではないので、限られた時間を有効に使いたい。逆サイドにボールがあるときなんかも積極的に中に入っていくことが必要になる。逆サイドが上がったら絞るというような約束事はない。後ろに枚数が揃っていれば残っている必要はないわけだから、状況を考えてプレーしたい」
●小林大悟選手(大宮)
「千葉の選手は根本的にオシムさんが求めることを理解しているし、切り替えも速い。求めていることを知っている感じがする。練習をやっていてもすごくスムーズ。運動量も多いけど無駄に走っていない。巻さんも同じようなことを言っていた。これを頭と体で理解して所属チームの練習でもプラスにしていきたい。サッカー自体が違っても必要なことは同じだからやらないといけない。
代表に入って? 運動量もそうだし、もともとの持ち味だった少ないタッチ数をさらに意識するようになった。練習時間はすごく短く感じるけど、体力的には長く感じる。なによりも練習をとおして緊張感がある。体を休めることはあっても気持ちや頭を休めることはできない。頭をいくら使っても疲れないのでチームでもどんどんやっていきたい」
●山瀬功治選手(横浜FM)
「練習にも慣れてきて、次に監督が言うことがなんとなくわかるようになってきた。監督が望むことも理解できるようになってきたと思う。前の試合のビデオを見たけど、大事なのはビデオに映っている選手じゃない。その時々の状態が重要なんであって、そういうことを一つずつ消化していく。できていたこともあればこの前の試合を反省として生かすものもあった。同じ過ちやミスを繰り返さないことが大事だと思う。反省は攻撃でもディフェンスでもある。守備に関して言えば、相手の中盤をフリーにさせすぎる場面があった。一歩先を読んだ守備の陣形を取ることもそうだし、一つ先を狙った動き出しやプレーが必要になる、もっともっとそういうことができるようになりたい。千葉の選手は練習の内容をこっちが理解するよりも一歩早く理解している。練習の中でもこういう状況だったらこうするというのがわかっている。でも、それは千葉の選手だからというのではなく、サッカーをやるうえで重要なこと。そういうことを無意識にできるようになるのがこの練習の目的だし、それをやることが日本サッカーの向上につながる」
●遠藤保仁選手(G大阪)
「セットプレーはチャンスがあれば狙いたい。でも僕以外にもいいキッカーはいるので場所とか状況次第だと思う」
以上
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