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【ヤマザキナビスコカップ C大阪 vs 大宮 プレビュー】大混戦のDグループ、決勝トーナメント進出をかけ、C大阪と大宮が再び対戦!(06.05.21)

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5月21日(日)ヤマザキナビスコカップ C大阪 vs 大宮(15:00KICK OFF/長居)
-ゲームサマリーはこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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C大阪と大宮は、17日(水)にも対戦している。大宮のホームで行われた試合は、激しい雨に見舞われ、両チームの選手はスリッピーなピッチに手をやきながら、1-1で引き分けて勝点を分け合った。C大阪にしてみれば、疲労の蓄積を考慮してベテラン勢(森島寛晃、西澤明訓、ブルーノ・クアドロス)をあえて先発メンバーから外して臨んだ試合。試合開始早々の6分にFKの流れから1点を奪われ、後半に入ってボランチの下村東美が2回目の警告を受けて退場。数的不利のなかで終盤に1点を奪い返したとあって、価値あるドローといえる。

C大阪は、過密日程のなかでアウェイ3連戦(リーグを含めると5連戦)を乗り越え、グループ首位でホームに帰ってきた。かなり疲れがたまっているはずだが、「久しぶりにホームで戦える」(西澤)ことがメリット。メンバーも出場停止の下村を除けばほぼベストの顔ぶれが揃う。フォーメーションは4-4-2、前線はトップ下に森島寛晃、2トップは西澤と古橋達弥のコンビが有力だ。このところやや下がり目のポジションに入ることの多かった古橋は「前に入ることで、攻撃に多く参加できる。相手DFの裏をとって、嫌がるところをついていきたい」と話す。

リーグ戦第8節を終えた時点で監督交代に踏み切ったC大阪だが、一気にチームの流れが変わった、というところまではいっていない。ただ、リーグ戦を含めたここ5試合は、ディフェンス面では最小失点に押さえることができているし、攻撃面でもシュート数が増えて活性化が見られる。リードされても最後まで粘って追いついたり(14日の名古屋戦、17日の大宮戦)、土壇場で1点をもぎとって勝ちに結びつけたり(10日の甲府戦)と、「粘り強さが出てきて、それが選手の自信につながっている」(塚田雄二監督)のは事実。現在勝点は9、勝てばグループ1位で、たとえ引き分けでも準決勝進出が可能だが、「今のチームにとっては、勝利することがもっとも大事なこと。勝って、勢いをつけて次に進みたい」。塚田監督はきっぱりと話す。

大宮にとっては、17日は手痛い引き分けといえた。立ち上がりに相手の隙をついて先制し、優位に試合を進めた。藤本主税らが果敢にミドルシュートを放ち、惜しい場面をいくつも作り出しながら、結局2点目を決め切れなかった。それが最後に響いてしまい、「勝点2」を取りそこなった形。アウェイでは最後まで気を抜かずに戦い、きっちり勝点3を積み上げたい。勝てば勝点10となり、予選突破の可能性は高まる。

予選リーグ最終戦は、両チームそれぞれのメンバーや戦い方など、内容への興味もさることながら、「結果」に最大の注目が集まる。予選リーグ5試合を終えて、Dグループは大混戦状態にあるからだ。グループ5位の名古屋以外の4チームすべてに予選突破の可能性が残っている。果たして、準々決勝に駒を進めることができるのはどのチームだろうか。最後の最後まで目の離せない試合になりそうだ。

以上

2006.05.20 Reported by 横井素子
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