■2006FIFAワールドカップTM ドイツ大会
日本代表最終メンバー発表記者会見
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●川淵三郎キャプテン（日本サッカー協会）：

「ジーコ監督と二人きりで会見をするのは今日が2回目です。1回目は4年前に日本代表のチームづくりをお願いする調印式をこのホテルで行いました。そして4年後、ワールドカップドイツ大会の最終メンバー発表が2回目の記者会見ということで、私自身非常に感慨もひとしおであります。

ジーコ監督が4年間かけて、ワールドカップドイツ大会で活躍するであろう選手を選んできたと言えると思いますが、この4年間で66人の選手が日本代表に選ばれ、そのうち56人がピッチで活動してくれています。これを機会に、今日ここまでの位置を切り開いてくれた66名の選手、全面的な協力を頂いたJリーグ、Jリーグ各クラブ、ファン・サポーター、メディアの皆さんに心からお礼申し上げたいと思います。

今日メンバーが発表されると同時に、最後の本格的なチームのまとめが始まることになります。是非皆さんもドイツワールドカップでの活躍を期待していただければと思います

実は、30分程前にジーコ監督にお会いした時、メンバー表にはまだ白紙で、奥さんにさえ話していないが、もし事前に教えて欲しいのであればここで今から書き始めると言われましたが、私はファンの皆さん、メディアの皆さん、日本中の皆さんと同じような緊張感をもって発表を見守りたいと言うことで一切教えてはもらいませんでした。」

Q：メンバーを聞いた感想は？

「正直驚きました。ここで皆さんからも『おーっ』という歓声をあがりましたが、（その瞬間に）私がどういう表情をしたのか、後でVTRを見たいなと思いますけれども、私も恐らく驚いた顔をしたのではないかと思います。仮に可能性がないとしても、最後まで一生懸命チームの中で頑張り抜く姿勢が高く評価されたのではないかと思い、私自身も嬉しく思っています。久保選手についてはコンディションが整っていれば日本一のストライカーなんでしょうけれども、残りわずか4週間で体調が戻らないと判断したからなんだろうなと思いました。最後まで諦めずにがんばることがいかに尊いことかということが今日の選手発表に表れたと思います。」

以上