FIFAクラブワールドチャンピオンシップ トヨタカップ ジャパン2005　5位決定戦
12月16日（金）19：20/国立/15,951人

アルアハリ（エジプト） 1-2 シドニーFC（オーストラリア）

得点者：'35 ドワイト・ヨーク（シドニーFC）、'45 エマド・モタブ（アルアハリ）、'66 デービッド・カーネイ（シドニーFC）
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●川淵三郎キャプテン：
「この前コスタリカ（デポルティボ・サプリサ）とトヨタスタジアムでやったときは互角だったんで、シドニーが強いのかコスタリカが弱いのかわからなかったが、今日の試合を見てオーストラリアの選手の持つ能力はきわめて高いなと感心した。ナショナルプレーヤーがいないということなので、代表はこれよりレベルが高いとなると、オーストラリアは強敵だなという印象を受けた。ワールドカップをイメージすると、けっこうやっかいだなと思った。

間違えただけなのかわからないけど、ファンの力でカズの選手交代も止めた（笑）。カズは最後まで出て、それなりのパフォーマンスを見せてくれた。ファンがあれだけカズの応援をしてくれたことは感動的だった。カズがいなかったら観客は16000人も入ってないと思う。日本のチーム、選手が活躍することが、大会を盛り上げることに役立つとブラッター会長にもわかってもらえたんじゃないかと思う。こういうところでＪのクラブが戦えるようになってほしい」


●三浦知良選手（シドニーFC）：
「本当に勝ててよかった。いい試合だったと思うし、面白い試合だった。最初の25分は相手が出てきたけど、そこで点取られなかったのはよかった。それ以降はこちらのペースも上がってきたし、よくなった。（勝利にリティも）喜んでた。（交代は）コーチが最初11って書いちゃって、リティも一瞬ボーっとしちゃってた（笑）。俺も疲れてたし、残り４分くらいだったので、でかい選手を前にふたり置いてもいいかなって思った。ブーイングで変えたと思われてるみたいだけど、本当に間違えたらしい。

今日はかなり消耗した。中3日で間が短いってことも影響した。この間も90分で今回も90分出たしね。このチームには本当に馴染んでいたし、自分で言うのも変だけど珍しい。この短期間でチームはリティが考えていた通りのコンビネーションができていた。選手ともグラウンド外でも仲良くできた。オーストラリアの人たちは本当に暖かく迎え入れてくれた。それがグラウンドの中で、プレーにすごく表れていたのではないかと思う」


●ドワイト・ヨーク選手（シドニーFC）：
「この勝利はとても大切なものだ。オーストラリアはワールドカップ出場を決めているし、とても成長している。このチームはベテランと若い選手がうまい具合にフィットしている。（ボランチのポジションに関しては）ポジションは僕が決めることではないし、与えられた役割を果たすだけだよ。まさかこのポジションでプレーすることになるとは思わなかったけどね。カズはプロフェッショナルで、38歳になってもしっかりと自分を管理しているし、サッカーを楽しんでいる」

以上

※都合により、アルアハリの選手コメントはございません。ご了承下さい。