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ルヴァン 準々決勝 第1戦
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【FIFAクラブワールドチャンピオンシップ トヨタカップ ジャパン2005 デポルティボ・サプリサ vs リバプールFC レポート】リバプール3発! 力の差を見せ付けサプリサに快勝(05.12.16)

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●FIFAクラブワールドチャンピオンシップ トヨタカップ ジャパン2005 準決勝
12月14日(水)19:20/国立/43,902人
デポルティボ・サプリサ (コスタリカ) 0-3 リバプールFC(イングランド)
【得点】
03' ピーター・クラウチ(リバプールFC)、32' スティーブン・ジェラード(リバプールFC)、58' ピーター・クラウチ(リバプールFC)

◆チケット情報は http://t.pia.co.jp/fcwc/01_main.html
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FIFAクラブワールドチャンピオンシップ トヨタカップジャパン2005は15日、準決勝の残り1試合が行われ、欧州代表のリバプールFC(イングランド)が、北中米カリブ海代表のデポルティボ・サプリサ(コスタリカ)に3対0と快勝し、決勝進出を決めた。決勝は18日に予定されており、リバプールは南米代表のサンパウロ(ブラジル)と覇権を争うことになる。

この日、横浜国際総合競技場には、欧州王者のリバプールが初登場することもあり、寒空のなか、今大会最多となる43,902人の大観衆が集まった。なかでも視線をひと際浴びていたのが、いまや完全にリバプールの象徴となったイングランド代表MFスティーブン・ジェラード。そのジェラードは見事な右足のボレーで2点目のゴールを叩き出すと、後半にもダメ押しとなる3点目の起点となる縦パスを送るなど、らしさを見せた。
また、イングランド代表で2mの長身FWピーター・クラウチも、2得点の大活躍で、試合後には「2ゴールできてうれしい。厳しい日程のなか、勝てたことは大きい。今日のゴールは、決勝に向けて自信になる」と笑顔を覗かせた。

試合は立ち上がりからリバプールが主導権を握ると、開始3分、フランス代表FWシセのラストパスを受けたクラウチのゴールでリバプールが先制。32分にはノルウェー代表MFリーセの左クロスを中央で受けたジェラードが豪快なボレーでゴール右隅に突き刺し、リバプールが前半を2点のリードで折り返す。
後半も流れは変わらず、リバプールが主導権を握った。2トップのシセとクラウチを起点に、ジェラード、リーセらが絡んだ幅広い攻撃を見せ、サプリサ・ゴールを脅かす。そして58分、ジェラード、リーセとつながったボールの処理を相手DFが誤ると、クラウチが抜け目なくゴールに結び付け、リバプールが3対0と勝利を確実なものとした。

ベニテス監督(リバプール)は「早い時間に得点することができ、自分たちのペースで試合を運ぶことができた」と冷静に試合を分析。キャプテンのジェラードは「決勝に行くことができ、とても幸せだ。自分の得点はもちろんうれしいが、大事なことはチームの勝利。いいゲームができた」と満足げな表情を見せた。

一方のデポルティボ・サプリサは、出足が鈍く、中盤でリバプールにスペースを与え過ぎたことで苦戦を強いられた。メドフォード監督(デポルティボ・サプリサ)も試合後「やらなければいけないことがたくさん見つかった。まだまだ学ぶべきことが多く、改善点がある」と語ったとおり、欧州王者とは力の差が歴然としていた。
初戦・オセアニア代表のシドニーFC(オーストラリア)戦では、度々素早いカウンターから好機を見出していたものの、この日はリバプールの堅守に自由を与えてもらえず。終盤にはリバプールの運動量が落ちたこともあり、波状攻撃から決定機を得た場面もあったが、リバプールGKレイナの好守に阻まれるなど、チャンスを活かせなかった。

なお、惜しくも準決勝敗退となったデポルティボ・サプリサは18日(16:20@横浜)、3位決定戦でアジア代表のアルイテハドと対戦する。


以上

2005.12.16 Reported by インターナショナルスポーツ&マーケティング(ISM)
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