●FIFAクラブワールドチャンピオンシップ トヨタカップ ジャパン2005
12月11日（日）19：20/国立/28,281人
アルイテハド（サウジアラビア） 1-0 アルアハリ（エジプト）
得点者：78' モハメド・ノール（アルイテハド）

◆チケット情報は http://t.pia.co.jp/fcwc/01_main.html
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●アンゲル・ヨルダネスク監督（アルイテハド/サウジアラビア）
「前半はよくなかった。あまりにも相手に対し恐れを抱き過ぎていた。我々は相手を尊重し過ぎて、自分たちの試合ができなかった。前半がうまくいかなかった理由は、パワーがなかったこと。この2日間で心理的にも問題があり、その壁を乗り越えるだけのパワーがなかった。FIFAが3人のブラジル人選手の登録抹消の裁定を下し、それに対して選手たちが落ち込んでしまった。それで積極的なプレーをする意欲が出なかった。気分を上げて、自分たちのプレーをするようにとプッシュするのが難しかった。後半は前半に比べいいプレーができたと思う。ポジショニングもよかったし、多くの場面で相手に脅威を与えていた。後半は勝って当然のパフォーマンスだった。前半は相手がチャンスを逃していた。あの時に点を取られていれば、結果は違ったものになっていたかもしれない。もうひとつ考慮に入れないといけないのは、我々は通常より5人少ない陣容となっていること。認められている選手登録数より、マイナス5人で戦っている。ベンチのオプションも少ないが、それもサッカーの一部でもある。どんな強いチームでも、そのような困難を乗り越え、いい結果を出すため努力しないといけないものだ」

Q：次（準決勝・12/14＠国立）は対ブラジル（サンパウロFC）となり、ファンの数にも大きな差があるが真っ向勝負は可能か？
「ファンの数に関係なく、サンパウロを相手にするのは大変なことだ。でも私は期待している。次の試合まで休養し、この試合の勝利を自信にして、もっと力を上げることができればと思っている。それからFIFAが裁定を覆してくれることにも期待している（笑）」

Q：アルアハリは研究どおりのチームだったか？
「この試合に向けて3本のビデオと、アフリカチャンピオンズリーグ決勝の試合を生で観戦した。今日の試合とこれまでを比較するのは難しい。舞台が全然違うし、ストレス、ファンも違う。我々に関しても同じで、今日と今までを比べることはできない。サッカーとはこういうものだ。いろいろなものに合わせないといけない」

以上