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【今週のJ2上位トピックス:甲府編】最大の課題は攻撃面の修正。守備の課題は中盤の修正で解決できる(05.12.01)

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 44節と長いJ2リーグも残り1試合。クラブ史上最も高い位置で最終節を迎える甲府。最終節まで昇格の可能性を残して戦うことができる幸せをサポーターは感じているはずだ。消化試合は1試合もないのだから。また、前節(福岡戦)の0−5という敗北は忘れていいだろう。J1で首位を走っていたG大阪が3連敗するなど、プレッシャーがかかればこういうことは起こりうる。初めて昇格争いをする甲府がそうならないわけがない。プレッシャーを否定せずに受けて止め、開き直って戦うしかないのだから。ゲームの流れを左右する、ちょっとした運の悪さは全て福岡戦で吐き出したと思えばいい。ベストを尽くせば、幸運が背中を押してくれる。

今週の甲府のトレーニングには特別な変化はない。紅白戦形式で判断や意識の修正をフリーズしながら行うという、いつものやり方だ。「守備の修正はしないのですか?」という記者の質問に対しても「やらないよ」と大木監督は答える。これは守備を諦めているのではなく、中盤の修正で守備全体の修正ができるという考えが大木監督にあるようだ。また、守備も課題であるが、大木監督は攻撃面での課題に重点を置いている。福岡戦はしっかり引かれた状態で、スペースを見つけることが出来なかった。一定のポゼッションは出来たものの、最後は跳ね返されて得点を挙げることができなかった。足元で繋ぐだけの単調な攻撃から、スペースを有効に使うためのイメージを植えつけることが必要だという判断だろう。リーグ戦最後の京都戦では甲府の攻撃力を発揮してくれることを楽しみに待ちたい。

2005.11.30 Reported by 松尾潤

※J2上位トピックス:最終節で3位の可能性のあるチームの今週のトピックスを順次掲載していきます。
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