6月25日(土) 2005 J2リーグ戦 第18節
山形 0 - 0 仙台 (19:04/山形県/19,418人)
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●都並敏史監督(仙台):
「試合途中に退場等のアクシデントがある中、少しバタバタした試合だったと思うんですが、最終的に勝ち点1を取れてほっとしているといったところです。
前半からメンバーが少し新しくなっていた部分で、選手間の距離がいまひとつバランスが悪く、守勢に回らされることが多かった。その前半の消耗が、最後の10分で我々の消耗として表れていたのかなと思います。この最後の時間、お互いに消耗していた状況のときに決定打を出せなかったということで、前半(の試合運び)が悔やまれるところであります。ただ、交代選手、Jリーグデビューした渡辺広大とか、復活してきたシルビーニョなどが及第点以上のプレーをしてくれたことは、次につながる点かなと思います」
Q:村上選手の出来としてはいかがでしたでしょうか?
「非常にアグレッシブに戦ってくれていたと思うん。ただ、何本か危険なミスを犯したり、あるいは最終ラインで連係して守るときに少し前掛かりになるようなポジションを取るケースが多かったので、全体のバランスとしては少し不安なところもあった。彼の体のキレとか、ボールに向かう執着心等は非常に強く出ていて、及第点のプレーをしてくれたと思います」
Q:渡辺広大選手を出したときは、勝ちに行ったということですか?
「と言うよりは、相手の2トップに対して3バックで、少し攻撃的に出て行きたいという意図で、勝ち点3を意識した戦い方でした。相手のサイドハーフで、最後佐々木君が出て来ましたけども、その辺のマークが、梁と渡辺広大のところで最初ちょっと戸惑ったところがあった。でも徐々にバランスが取れてきたので、危険な形はなかったと思います。逆に富澤のほうが足をつっていたので、持つかなと不安でした」
Q:前半、バックラインとボランチの間で起点をつくられていることが多かったと思うんですけれども、どこに原因があって、それを受けてどのような意識をしましたか?
「我々のディフェンスラインは4バックなんですけれども、その前に相手の2トップとサイドハーフが張りますよね。そのマークが、たまに1トップになったり、2トップになったり、3トップになったりと出入りがありますから、それに応じてラインを上げて、サイドバックが出っ張って中盤の選手にマークを受け渡していかなければ、こぼれ球を全部拾われてしまうんです。右サイドで根本選手(山形)が富田選手(仙台)の前に張ることによって、なかなかサイドバックが前に押し出せないという状況が続いていたので、その部分を修正点としてハーフタイムに伝えて、なるべく前からサイドハーフの梁が追えるような形を取らせました」
以上
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