5月28日(土)ヤマザキナビスコカップ 第4節 柏 vs 千葉(15:00KICK OFF/柏)
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千葉ダービーは今シーズンで早くも4度目となる。ちばぎんカップ(1−0)とナビスコカップ予選リーグ第2節(2−1)では柏が勝利を挙げ、リーグ戦第2節(2−2)は引き分けだった。
ナビスコカップ予選リーグ第3節終了時で、柏と千葉は勝ち点6、得点5に失点3とすべて同じでCグループの首位になっている。今節で勝てば予選リーグ突破に向けて優位に立てるだけに、より一層激しいダービーマッチとなりそうだ。
現在、柏は5試合連続無得点と深刻な得点力不足に苦しんでいる。しかし、前節ではDF波戸康広やMF大野敏隆のシュートが3度もゴールポストやクロスバーを叩いたように、決して得点機が作れていないわけではない。さらに、今シーズンは千葉に負けなし。自信を持って臨み、積極的にサイド攻撃を展開すれば得点機を作り出すことは可能だ。
千葉は柏をはじめ、今シーズンの公式戦で敗れた鹿島、清水、引き分けに終わった広島など、4バックシステムの相手に苦戦する傾向にある。まずはスピーディーなサイド攻撃を仕掛け、千葉のセンターバックやボランチの選手をサイドにつり出すことが重要だ。それによって発生する守備のズレや中央にできたスペースを利用すれば、決定機は生まれる。
U−20日本代表のMF小林祐三が合宿で欠場するが、前節は負傷欠場していたMF明神智和が復帰する可能性が高い。前にいる選手を追い越していく千葉の攻撃を止めるには、走りこむ選手への的確なマークとパスの出どころを潰す中盤の守備が必須となる。明神が出場できれば、彼の攻守両面での献身的な動きがポイントとなるだろう。
対する千葉は、前節はDF斎藤大輔とFWハースが負傷欠場。F東京の布陣への対応もあって変則的な4バックシステムを採用したが、今シーズン初の無失点勝利(1−0)を挙げた。チャンスに追加点を奪えず、後半はF東京の猛攻を押し返す守備ができなかったという課題は残るが、いい雰囲気で今節を迎えている。
今節はU−20日本代表のDF水本裕貴とMF水野晃樹が欠場。ハースは別メニューの調整が続いており、出場は微妙だ。しかし、斎藤は回復して練習に復帰し、リーグ戦第10節で右足を負傷したDF結城耕造もすでに完治している。また、前節でJリーグ公式戦デビューを果たしたMFポペスクはいきなりゴールをゲット。水野が務める右ウイングバックにMF羽生直剛が入り、ポペスクがトップ下というスタメンも考えられる。
無得点が続く柏はもちろん、千葉も最近の5試合では2得点が1試合、1得点が2試合、無得点が2試合と大量得点がない。先制点をどちらが奪うかで、勝敗の行方は大きく左右されるだろう。『1点』を争う攻防が予想され、集中力を欠いたミスが命取りになりそうだ。
太陽が再び天高く輝くことを信じて、柏サポーターは声援を送り続ける。柏の選手たちと早野宏史監督は『1点』を取れば、現在の悪い流れは断ち切れると考えている。これまでは見放されたかのように思えた運を引き寄せる熱い闘志と冷静な判断力で、まずは『1点』を、そして勝利を獲得して、サポーターの想いに応えてほしい。
以上
2005.05.26 Reported by 赤沼圭子
J’s GOALニュース
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