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【キリンカップサッカー2005:日本代表vsペルー代表】ジーコ監督(日本代表)記者会見コメント(05.05.22)

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5月22日(日)13:20キックオフ/新潟スタジアム
KIRIN WORLD CHALLENGE キリンカップサッカー2005 -Go for 2006!-
日本代表 0-1 ペルー代表
得点者:
94+分 バサージョ(ペルー)
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●ジーコ監督(日本代表)
「ゲームとしては、日本のホームということでサポーターにも勢いがあるし、技術的にもペルー代表はこちらを評価しているので、当然引き気味でカウンター狙いということは100%以上想像できたことで、そこを全員で確認しあって出ました。展開を振り返ると、決定的なチャンスを彼らもそして彼らより多く日本代表も作り出したのですが、なかなかフィニッシュの精度が低く点が決まらずにいたところを、最後の最後に自分たちでは一番注意しなくてはならないカウンターという形で点を取られてしまった、ということです。

大きなこれからの課題としては、まず一つはシュート、これは完璧な体勢ではないときにどうしても打ち急いでしまうということに対して、みんなでこの数日間話し合ってきたのですがそれをまず改善していく、打ち急がないということです。とにかく(シュートが)ワクをとらえるということの大切さ、ここも大きな課題として残ったところだと思います。そういったところを良くしていこうという段階でこういった敗戦がおこったと思います。まったく違った方向に行っているわけでもないし、勝負を分ける正しいポイントをしっかりととらまえてやっていけば、必ず良い結果につながると考えています。」

Q.勝負を分けるポイントしっかり見極めたい、とのお話でしたが、こういった大歓声が上がる会場では指示が通りにくくなるかとも思います。選手たちの守る場面、攻める場面での判断をゆだねている部分はどれだけあったのでしょうか?
「選手にゆだねるというより、実際には数日間の練習がありますので、そこで確認していきます。もちろん大歓声の中では指示が伝わりにくいのですが、それをクリアできるように、練習そして試合開始前のミーティングで確認していきます。カウンターの場面がありましたが、ちょっとしたミスがおきた場合にもう一度確認をして精度を上げて、二度とミスを繰り返さないということになると思います。」

Q.ペルー代表の印象とプレーヤーでの注目選手、そしてテルネロ監督と試合終了後に言葉を交わしたようですが、その内容を教えていただけますか?
「今回戦ったチームは、南米予選で見ているチームとはまったく違う新しいチームでした。とはいえプレースタイルは細かくパスを繋ぎ自分たちの展開に持っていく、個人技が巧みなチームという印象です。昔に比べれば飛びぬけた実力を持ったプレーヤーはいませんが、どちらかというとコンパクトにして自分たちの良さを活かしていくといったチームだと感じました。目立った選手は7番、11番、それと特に目立ったのはバックの大きい選手です。あとテルネロ監督ですが『南米予選は厳しい戦いになると思いますが、ぜひとも期待をしています』と声をかけました。」

Q.前半なのですが、ボールは支配していましたがゴールに直結するプレーが足りない印象を受けました。慎重だった気がするのですが?
「前半から彼らはかなり引き気味で来るだろう、特に中盤をつぶしに来るということが分かっていましたが、それが思いの他強かったのです。そういうことで積極的にゴールに向かうというボールがタテに出せずに、サイドから攻撃を組み立てることになったのですが、最後のところでニアで跳ね返されていました。そういったトライしているところをもう一度確認するということです。」

Q.多くの選手がバーレーン戦に向けてアピールしたいと考えていたと思いますが、印象に残った選手は?
「特にどの選手ということではなく、みんながやる気にみなぎっていたと思いますし、自分の持っている力を精一杯出したと思います。UAE戦に関しては、ペルー対UAE戦を見て判断します。キリンカップ優勝を狙えるようであれば取りに行きますし、そうでなければ別のことを考えます。」

Q.大黒選手の出来について、それから中澤選手と加地選手の怪我の状況、そして高原選手の怪我という情報についてはどうですか?
「高原の状態に関しては正式な連絡が来ていないのでなんとも言えないし、よく分からない。加地に関しては次のUAE戦には行けそうで、中澤に関しては状態は良くなっているし、歩くのには支障がない状態なので、このままリハビリを積んでUAE戦出場には大きな問題はないと思います。大黒は彼の良さが出ていたと思います。FWとして中央で受けてシュートを狙うという形、それから中央でボールに絡むという良さ、ゴールに向かうという良さ、小笠原に合わせた積極性が出ていたと思います。」

以上

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