5月7日(土)J2 第11節 山形 vs 札幌(14:00KICK OFF/山形県)
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勝ち点16で3位の山形、勝ち点11で8位の札幌、互いに前節で意味のある勝ち星を挙げたチーム同士の対戦。その意味をさらに確かなものにするためにも、連勝で今後につながるいい流れをつくり、第1クールを締めくくりたいところだ。
山形は前節、仙台との「みちのくダービー」第1ラウンドを制した。毎試合、好勝負が展開されているカードだが、山形が勝ったのは99年7月以来のこと。仙台がJ1で戦った2シーズンを除けば、じつに4シーズン、14試合ぶりのダービー勝利となる。
仙台スタジアムに駆けつけたサポーターの大声援を受け、闘争心に火がついた。今季初先発の山形ユース出身・秋葉の決勝弾、昨年仙台に所属した小原がキャプテンマーク、怪我の永井、出場停止の内山が復帰、桜井の好セーブと、山形のサポーターにとっては見所の多い試合となった。戦う気持ちを全面に出し、今季もっとも泥臭い試合でもぎ取った勝ち点3だった。
安定した守備と反対に心配なのは、水戸戦の5本に続きこの試合でも6本に終わったシュートの数。それを象徴しているのが原、チッコの2トップだ。仙台戦でもシュート数は2人で0本。両サイドや中盤でのつなぎ役は果たしているものの、ゴール前の決定的な形をつくり出せずにいる。原はクロス対応では優れたものを持っているだけに、サイドから質のいいラストパスが供給されればチャンスは大きく広がるだろう。
札幌は、前節の横浜FC戦では7節ぶりの白星でようやく2勝目。サポーターに、今季ホーム初勝利をプレゼントすることができた。湘南、京都、福岡、徳島と上位チームとの4連戦をすべてドローで乗り切った後の勝利だけに、これから上昇気流に乗る気運は高まっている。
ここ3試合先発し砂川や周囲との連携を深めている上里、左サイドに戻って元気にプレーした和波など、チーム成熟へ向けて明るい材料がそろっているが、山形同様、ディフェンスは安定しているだけにあとは得点力。特に試合を優位に進める先制点が欲しいところ。高く上げてくるであろう山形のラインの裏を、いかに陥れることができるか。カウンターの速さとゴール前の精度が求められる。
昨年の対戦は、山形が4戦全勝と札幌をお得意様にしてきたが、勝負強さを身につけた今季の札幌が、そう簡単に勝ち点を献上するとは考えにくい。
2節前の水戸戦で、引いて守る相手に対しては、「もっと運動量が必要」という教訓を得た山形。組織を機能させるためには運動量が大前提となる札幌。ともに「運動量」が大きな要素を占めるだけに、3連戦の最後、しかも中2日という強行日程の中、ベストに近いパフォーマンスを引き出せたほうが勝ち点3を得るだろう。
以上
2005.05.06 Reported by 佐藤 円
J’s GOALニュース
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