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【ヤマザキナビスコカップ:決勝】F東京 vs 浦和:ブッフバルト監督(浦和)記者会見コメント(04.11.03)

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11月3日(水) 2004 ヤマザキナビスコカップ 決勝
F東京 0 - 0(PK 4 - 2)浦和 (14:07/国立/53,236人)
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●ブッフバルト監督(浦和):

難しい試合の入り方をしてしまった。決勝ということで選手がナーバスになってしまい、F東京もよいプレスをかけてきた。
前半は、0-0だったが、お互いにチャンスがいったりきたりした。浦和は数的優位で終えた。後半はよい形で攻めが出るようになり、20〜30分間は、浦和のゴールに向かう形ばかりだったと思う。もちろん2、3回は危険なシーンもあったが、シュート数も1試合合計で27-8だったように、圧倒的に浦和が攻めまくり、攻撃的なサッカーができたと思う。しかし、残念ながらボールがゴールに入ってくれなかった。田中達也のシュートがポストに当たったり、その他にも数多くのいいチャンスがあったが、今日はゴールに入らなかった。
延長になっても、我々のゴールにばかり向かう形だった。サイドを使ったり中央突破をはかったりして、ペナルティエリアにも入ったが、残念ながらゴールは生まれなかった。F東京は一生懸命に守りながらシュートのチャンスをねらっていたと思う。
PK戦は、運と精神的な面が大きい。120分の間にチャンスがありながらゴールできなかったことが今日のすべて。F東京には、心よりおめでとうと申し上げたい。我々は土曜日にまたリーグ戦があるので、そこに向かっていきたい。

Q:入り方がよくなかった原因は?
「1つには、F東京がよい形できたということ。アグレッシブに、浦和のプレーをを寸断させてきた。ファウルで止めるようなシーンもありましたが…。浦和は最初の30分ほど、ナーバスになってしまった。頭をフリーにして、いつもどおりのサッカーが出来なかった。後半からは浦和の攻撃ができ、フリーでシュートを打つ場面もあった。前半の三都主の芸術的なシュートや、アルパイのヘディングなど確実にゴールでないといけないようなチャンスが作れていた。本当に最後のゴールが今日は入らなかった」

Q:後半すぐに永井と山田を呼んで指示したところから流れが変わったと思うが、指示の内容は?
「永井にもっと外でプレーし、山田にはもっと中盤の中でプレーしてほしいと指示した。F東京の4バックをもっとサイドに寄せるために、永井を外でと伝えたかった。指示がうまくいって、永井が何度か外からいいチャンスを作ってくれた」

Q:勝てそうな試合を勝てなかったことで、今後の影響はあるか?
「チャンスが作れなかったのならば影響もあったかもしれないが、今日は6、7回はよいチャンスがあった。本来はそこで2、3点取っていたが、今日はゴールに入らなかっただけで影響があるとは思わない。浦和のFWは全員すばらしい選手。またチャンスがあれば決めてくれると思う」

以上
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