◆「芝生開きの会」については【This Week Photo】にも掲載中!
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静岡県磐田市のスポーツまちづくりの取り組みとして推進されている「小・中学校グラウンドの芝生化」。今日9月9日、そのモデル校の一つ・磐田市立向笠小学校の芝生化事業完成祝いとして「芝生開きの会」が行なわれた。この会に、地元のジュビロ磐田からも中山雅史・服部年宏・山西尊裕の3選手が参加。サッカーのデモンストレーションや子どもたちとのミニゲームなどで大いに盛り上げた。また、Jリーグ百年構想キャラクターのMr.ピッチも参加し、たくさんの子どもたちと楽しい時間を過ごした。
磐田市立向笠小学校では、グラウンドを芝生にするために今年7月初旬に生徒たちの手で種を蒔き、夏休みが終わる頃には校庭に青々とした芝生が姿を現した。
「夏休みが終わって学校に来た時は、すごくびっくりした。茶色の校庭の中に緑の芝生がとてもきれいで、教室からグラウンドを見ることが好きになった」(6年生の竹内さん)子どもたちも、今日の「芝生開き」を心待ちにしていたそう。実際に芝生の上で遊んでみると「とても気持ちがいい! 転んでも痛くないし、サッカーがうまくなりそう」と、早速あちらこちらで寝転がる姿が見られた。
「私が雑草を抜いていると、子どもたちから『手伝います』と駆け寄ってくる」(加藤常夫校長)という。自分たちで種を蒔いた芝生という意識からだろうか、既に生徒たちの中には「芝生を守っていく」という意識が自然と備わっているのだ。
加藤校長は「自分たちの学校に芝生があるということを誇りに思ってもらいたい。芝生で遊べるということはなかなかないことなのだから」と、芝生の上で楽しそうに遊ぶ生徒たちの姿に目を細めていた。
また今日の「芝生開きの会」には、憧れのJリーガーやMr.ピッチが訪れることになっており、生徒たちは会が始まる前から興奮気味だった。選手を目の前で見た感想を尋ねると、「中山選手はテレビよりかっこよかった!」「一緒にプレーできて幸せ」と目をキラキラさせながら答えてくれた。
短い時間ではあったが、大喜びの生徒たちを目の前にした選手たちも、それぞれに自分の子ども時代を思い出したよう。芝生のグラウンドにも一入の感慨があるようで、「自分たちが子どもの頃には、芝生の上でサッカーをすることはなかった。これからも、子どもたちには芝生の上でいっぱい遊んでもらいたい」と中山選手。芝生の上で遊べることの楽しさを、これからたくさん味わってもらいたいと子供たちにメッセージを残した。服部選手は「芝生の上でサッカーをやっていたら、今頃自分はもっとうまくなっていたかも…」。
数年後、この向笠小学校の芝生のグラウンドから、服部選手を超えるようなJリーガーが生まれるかもしれない。
以上
2004.09.09 Reported by 柴田愛子
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