2006ワールドカップアジア地区1次予選
9月8日（水）17:30KICK OFF（日本時間21:00）
インド代表 vs 日本代表（Salt Lake Stadium, Kolkata）
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　3大会連続でのW杯出場をめざす日本代表は現地時間8日、アジア地区1次予選グループ3の第4戦でインドと対戦する。ここまで3戦全勝の日本（勝ち点9／得失差＋9）だが、直接対決を残している2位オマーン（同6／同＋10）との勝ち点差は3。得失点差ではわずかに下回っているだけに、1次予選を確実に突破するためにも、このインド戦ではより多くのゴールを挙げての勝利が求められる。6月9日に行なわれた日本ラウンドでは、序盤に久保が挙げたゴールをキッカケに7-0と大勝しているが、果たして今回の結果は…。
　
　戦いの舞台となるのはインド東部、ベンガル湾に注ぐフグリー川を100キロほど遡った場所に位置するコルカタ。人口1400万人を超えるインド第2の都市で、試合会場となるソルトレーク・スタジアムの収容人数は12万5000人とのことだ。気候については、平均気温は30度強だが、やや蒸し暑さが気になるところである。

　日本での約1週間の合宿を経て、7日にコルカタ入りとなった代表チームだが、状況は上々のようだ。先のアルゼンチン戦（8月18日/静岡）では、中盤でのプレスがうまく機能しない面も見られていたが、そこは合宿で修正済み。現地での合流と見られていた中村、柳沢の2人の欠場が決まったが、アジアカップで作った土台を元に、小野、高原、久保らが加わり、チームはグレードアップを図っている。

　先発メンバーにも注目が集まるところだが、7日の前日練習終了後に記者会見に臨んだジーコ監督は「今まで（国内合宿）と変えるつもりはない」との考えを述べている。となると、GK川口、3バックは右から田中、宮本、中澤、中盤は右に加地、左には、足の故障を訴えている三都主に代わって三浦（もしくは、そのまま三都主の先発も考えられる）。ボランチでは小野と福西がコンビを組み、トップ下には本山を抜擢。2トップは高原と鈴木でスタートすることになりそうだ。システムはこれまで同様の3−5−2だが、ドリブラーの本山が3人目のFWとして、どれでけ前線で勝負できるか。本山の出来がそのまま日本の成績に大きくつながってくると言えるだろう。

　直前での現地入りとなったが、「今日見た限り、コンディションはいい。いい試合ができると思う」と勝利への自信を見せたジーコ監督。果たして、敵地で再び快勝劇を見せることができるだろうか？
　キックオフは現地時間17時半（日本時間は9時）。なお同日、2位のオマーンは、アウェイでシンガポールと対戦する。

以上

2004.9.7 Reported by スポマガ WORLD SOCCER