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2015/2/27(金) 15:45
浦和レッズ ペトロヴィッチ監督・阿部選手コメント
27日、翌日に迫ったFUJI XEROX SUPER CUP 2015の前日会見が日産スタジアムで行われ、ガンバ大阪と浦和レッズ、両チームの監督とキャプテンが試合への意気込みを語りました。以下、ミハイロ ペトロヴィッチ監督と阿部勇樹選手のコメント。
■ミハイロ ペトロヴィッチ監督
両チームともACL(AFCチャンピオンズリーグ)初戦は敗戦という結果で終わり、厳しいシーズンのスタートになりました。敗れたことで批判される部分もあると思いますが、明日は両チームともハードに戦い、いいゲームにできればと思います。
Q:昨シーズン、ガンバ大阪とのホームでの直接対決であと少しのところで引き分けというところまでいきながら敗れてしまいましたが、振り返るとどういう状況だったのですか?
埼玉スタジアムでのガンバ大阪との対戦は、内容では相手を上回れていたと思っていますが、内容で上回っているチームが必ずしも勝つわけではないのがサッカーです。我々は昨年のガンバ大阪戦のような内容のゲームを明日も望みたい。ああいうゲームができれば明日は必ず勝利できると思っています。
Q:新加入の石原選手、ズラタン選手への期待は?
もちろんメディアのみなさんは、浦和に新しく入った選手に注目して記事を書くのが仕事だと理解しています。ただ、私は自分がこれまで率いてきたチームがベースと考えています。最終節まで優勝を争い、ACL出場権を獲得したチームが、引き続き昨年のプレーを続けるのが第一だと思っています。新しい選手に対して、これまでベースとなってきた選手よりもいいプレーをすることは期待していません。同じレベルのプレーをしてくれれば、それで成功だと思っています。今年、ACLとリーグ戦を並行して戦うなかでチームとしていかに乗り切るか、その部分で人数が必要だったので補強しました。私がまず監督として大切にしているのは、共に戦ってきた選手たちです。非常にいい戦いをしてくれた選手たちがベースであり、大切な存在です。彼らがこれまでがんばってきたことに感謝していますし、それに対する私の評価もあります。
■阿部勇樹選手
ガンバとはシーズン中に何回も戦うと思うので、その最初の試合を素晴らしいものにしたいと思いますし、なんとか勝って次のACLにつなげていきたいと思います。
Q:昨シーズン、ガンバ大阪とのホームでの直接対決であと少しのところで引き分けというところまでいきながら敗れてしまいましたが、振り返るとどういう状況だったのですか?
あの試合は素晴らしい雰囲気、素晴らしいスタジアム、ガンバという最高の相手との戦いだったので、勝って喜びたかったです。勝って喜びたいというのが本音だったので、それが達成できずに残念でした。ああいう雰囲気のゲームはなかなかないと思いますが、今年はそういう試合を数多くできるようにがんばっていきたいです。
Q:シーズン初戦のACLで敗れたショックはチーム内にありますか? またACLのグループリーグと、明日の一発勝負は大会形式が変わりますが、異なる形式の大会を戦う難しさはありますか?
遠藤選手が言ったように、ショックはないです。今年は試合が多いですが、逆に幸せだと感じています。連戦になりますが、チーム全体で戦っているので問題ないと思っています。
Q:明日はJリーグ開幕を告げる試合になりますが、開幕に向けてどのような気持ちでしょうか? また、これまで何度も戦っている相手ですが、相手の嫌なところはどういうところでしょうか?
何度経験していても開幕前はワクワクしますし、それはずっと変わらない気持ちです。ガンバは昨季3冠を達成したチームなので、攻撃力が強いかなと思います。今までの試合でもあまり引き分けた記憶がないし、どちらかが点を取って勝っているのがほとんどなので、そういう関係なのかなと思います。
FUJI XEROX SUPER CUP 2015は2月28日(土)13:35にキックオフ。13:30から日本テレビ系で全国放送します。
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