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AFC CHAMPIONS LEAGUE (ACL) 2017 AFC CHAMPIONS LEAGUE (ACL) 2017

川崎フロンターレ

川崎フロンターレ
設立年 1955年
ホームタウン 神奈川県/川崎市
監督 鬼木 達

昨季のJ1リーグで年間3位となり、2014年以来となる5度目の出場を果たした。攻撃スタイルを標榜した風間 八宏監督が退任し、今季から鬼木 達監督がチームを指揮する。また、エースとして君臨した大久保 嘉人がFC東京に移籍し、攻撃の軸を失った。もっとも大宮から家長 昭博を獲得するなど、戦力ダウンは避けられており、大黒柱の中村 憲剛も健在。ほかにも大島 僚太ら成長著しい若手の存在も頼もしい。攻撃スタイルを継続しつつ、いかにバランスの取れたサッカーを展開できるかが、アジアの舞台で躍進するためのキーファクターとなりそうだ。

中村 憲剛「選手もクラブも成長できるいいきっかけになる、そういう大会」

中村 憲剛

――ACLに対しての思いはいかがですか?
「去年、最後戦っているときから、チャンピオンシップの出場権が手に入ればACL出場権が確保できるということはわかってましたから。チームとしてもこの大会、5回目になりますがベスト8までしか行ってないですし、まずは1次リーグ(グループステージ)を突破しないといけないかなと。しかもJリーグと並行して戦いますからね。そこの難しさは僕も重々わかってますし。ただ逆にそういう過密日程の中で選手もクラブも成長できるいいきっかけになる、そういう大会なので。成長しつつ、なお勝点3を取りながら1個1個前に進んでいきたいなと。当面は1次リーグの予選突破というのを僕としては目標にしています」

――どういうところがポイントになると経験的に考えてますか?
「何から何まで違うので。Jリーグの基準でやってると痛い目にあうので。それは環境もそうですし移動もそうですし。レフェリーのところもあるでしょうし、相手選手のあたりの強さも違うだろうし。全然違う。そこで面食らうこと無く自分たちが挑むことが大事だと思います。ただ、Jリーグでは僕らのサッカーはだいぶ知られてますが、アジアではなかなか知られてないので。それは2014年に出たときにも感じましたし、自分たちがやるべきことをしっかりやれば崩せない相手ではないと思ってるので。どれだけやれるのか楽しみなところです」

――水原三星、広州恒大、イースタンSCとありますが、どこがポイントになりますか?
「初戦だと思いますよ。初戦とその次でどれだけ勝点を取れるのかというところだと思うので、先のことは考えていないです」

鬼木 達監督「一つでも上を目指しながら、タイトルを狙う」

鬼木 達

――ACLに向けての意気込みを
「日本を代表して戦えるのは4チームしかないので。そのうちの一つとして誇りを持って戦いたいなという思いはあります」

――グループステージで対戦する3チームに対してどんな思いを持たれてますか?
「正直、まだそんなに見てないので。幾つか見てる中では中国、韓国については体が強いなという印象がありますし、タレントが居るとも思ってます」

――そういう中でフロンターレらしさで対抗すると思いますが、ポイントとなるのは?
「攻撃のところで相手に簡単に触らせないというか。ボールを晒したら体ごと来るので、そういうところはあまり相手に触られないように。うちらしさでかわしていきたいなと。守備に関しては逃げずにバチバチ行くしか無いなと」

――ずっと言われてきた、球際で負けないというところですかね。
「球際についてはそこにこだわってやらないと。それはACLだけでなく、Jリーグも含めてですが」

――ここまでの仕上がり具合については?
「いいと思いますよ。みんな気持ちが充実してますし、新しい子達が入ってきて刺激もあるので。競争があるので、それが全体的にいい流れになっていると思います」

――どのチームがポイントになりますかね。香港は力が落ちるかと思いますが。
「いや油断はできないですよね。ACLや海外とやる場合にはアウェイでは何が起きるかわからないので。そこは気を引き締めないと、どこがってことはないですよね」

――一つでも上を目指すということで。
「そうですね。一つでも上を目指しながら、今年ずっと言ってますが、Jリーグ、他のタイトルもそうですがタイトルを狙うというのは変わらないので。そこは目指したいと思います」

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