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【J1昇格プレーオフ:準決勝 京都 vs 長崎】京都側プレビュー:「勝ちにいく」それだけだ! 長崎相手に京都のサッカーを全力でぶつける!(13.12.01)

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★長崎側プレビューはこちら

「ここに来てハードワークをしないチームはないでしょ」。山瀬功治は取材陣の、長崎のハードワークについて聞かれ、一言口をついた。長崎もハードワークするだろうし、京都もハードワークする。それは当たり前の話。そういう真意があるだろう。秋本倫孝は、長崎とやることについてどうかと質問され、「やりやすいとかやりにくいとかそういうことではなくて、やるしかない、という気持ちです」と答えた。三平和司は、長崎攻略について訊ねられ、「自分たちのやるべきことをやれば勝てると思いますよ」と返事をした。
こうした気持ちで良いのではないか。6位・長崎との対戦や昨年の結果を取り沙汰されるが単純に捉えたい。「さあ、勝ちにいくぞ!」。今ある心境は、ただ、これだけだ。

対戦相手は、最終節に徳島に敗れた6位・長崎だ。リーグでは京都は2戦2勝。だから京都が上と言うつもりはない。京都・大木武監督、そして選手共にプレーオフを「別の大会」と捉え、油断を排除している。実際に長崎の力強いプレーに押込まれる場面もあり、あの迫力は手強い。
長崎は、前回対戦時から変わらず前線は3トップ。奥埜博亮、幸野志有人、佐藤洸一、小松塁らが攻撃の急先鋒。この中で誰が先発するかは観戦ではポイントになるだろう。中盤、最終ラインも、前回対戦から大きな変更もなくリーグを終了させている。京都・大木武監督も、その印象を「変わらない」としていた。
ただ、プレーオフはリーグとは別な大会。「(長崎は)引分ではダメな訳だから」(大木監督)、相手がどんなメンタルで入ってくるか。そこは言わずもがなで、と同時に、一番重要なポイントでもある。

京都は単純に「京都のサッカーをやる。主導権を握るサッカーをやる」。これだけだろう。もちろん、指揮官は対長崎のポイントも出していたし、それも重要だ。だが、ここまできたらシンプルに考える方が良い。相手にサッカーをさせない、自分たちがずっとサッカーを続けている。上手く行かない時間帯もあるが、それでも続けて、やることをやり盛り返して相手を圧倒する。これまでと同じ。だがしかし、その「最高形」を、観戦者が心揺さぶられるサッカーをここで、西京極で、ホームのサポーターの前で、見せて欲しいということだ。そして、勝利を―。

いよいよ大一番。今季、最後の西京極決戦。サポーターの皆さん。是非、後押しのほど、どうか、お願いいたします!

以上

2013.11.30 Reported by 武田賢宗
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