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【J2:第35節 G大阪 vs 愛媛】プレビュー:ホーム戦連勝で、J1昇格へのラストスパートだ!!(13.09.29)

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前節の松本山雅FC戦も引き分けに持ち込まれるなど、ここにきて『連勝』のないガンバ大阪。今節はホームに愛媛FCを迎える。前回、16節に行われたアウェイでの同対戦においては、先制される苦しい展開の中、62分にDF今野泰幸がセットプレーから同点弾を放つと、81分にMF遠藤保仁がコーナーキックをそのままゴールに押し込み逆転に成功。この試合をもって、コンフェデレーションズカップ等への出場のためチームを離れる代表選手二人が結果を残し、今季、J2リーグでは初の首位に立った。
以降、一度も首位の座を譲り渡すことなく、ここまでの戦いを続けて来た。一時は2位の神戸とも勝点差7にまで広げるなど、独走が予想されたが、前節の結果を受け、勝点はいよいよ神戸と同じ71に。もちろん、そうは言っても自動昇格圏にいることに変わりはなく、かつ3位の京都とも勝点差14の開きがあることを考えれば、その事実がチームに暗い影を落とす事はない。しっかりと気持ちを切り替えて目の前の試合に挑み『J1昇格』に向けた戦いを続けたい。

さて、今週から練習場の芝の養生の関係で、いつもの万博練習場ではなく、基本的には堺のJ-GREENでの練習を行っているG大阪。その初日となった25日は長谷川健太監督の誕生日ということもあって、G大阪らしく賑やかな祝福に。長谷川監督も「こんな手荒い祝福を受けたのは初めてです」と話し、G大阪で初めて迎えた誕生日を心に刻んだ様子。あとは誕生日後、最初の試合となる愛媛戦で『勝利』というプレゼントが欲しいところだろう。
その愛媛戦のカギとなるのは、前回の「3点目を奪えずに追いつかれた」という反省をもとに、持ち味である『攻撃力』をいかに得点に繋げていくか。松本戦は特に後半、シュートチャンスがなかなか作り出せず、「シュートの数ということはもちろん、例えばセットプレーなどを奪っても、センタリングに対しての個々の選手の入っていき方にも迫力がなかった」とDF今野泰幸。多くのチャンスを作り出した前半も2点こそ奪ったものの、もっと得点に結びつけられるチャンスがあったと考えても、やはり『攻撃』には課題を残した。それを踏まえても、いかにフィニッシュに繋がる攻撃を作り出せるかが今節も明暗を分けるカギになるはず。ここ数試合、守備においては「以前より、確実にラインは高くなっているし、その形でやればやるほどよくなっているという手応えもある」とDF丹羽大輝が語るように、G大阪らしく、高いDFラインを保ちながら全体をコンパクトに保った布陣を保てているからこそ、それをベースにより効果的な仕掛けで愛媛ゴールを脅かしたい。
「前節は自分自身も少し下がり過ぎていたというか。監督にも『前で勝負できるのが貴史の良さだ』言われたけど、もう少し前にかかる比重が多くてもよかったと思う。その部分を修正しつつ、個人としてもチームとしてもゴールに直結する動きを増やしたい(MF宇佐美貴史)」

対する愛媛は、前々節の鳥取戦での引き分け、前節のホームでの横浜FC戦の敗戦も含め、8月後半あたりからやや停滞している感は否めない。ただしその横浜FC戦でも、ビハインドを負った後半は運動量を増やした中で勢いを示し「後半はダイナミックにパススピードと判断のスピードをあげてプレーをしようと指示を出したが、選手はそれを体現してくれた」と石丸清隆監督。ただゴール前での精度、得点力という部分で課題が残ったのは事実。それをチームとしていかに改善できるか、だろう。実際、G大阪とのホーム戦においても、前半、ボールを動かしながら前への姿勢を強めた展開の中で先制点を奪えたことがG大阪を苦しめる要因の1つになったと考えても、今回もまた、数少ないチャンスをいかに効率よく得点に結びつけられるかは勝利を引き寄せるポイントの1つになりそう。その実現にあたってチーム2位の得点数を誇るFW河原和寿の出場停止は痛いが、そこは彼に代わってチャンスを得る選手も含め、チーム一丸となった戦いでゴールをもぎ取りたい。

以上

2013.09.28 Reported by 高村美砂
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