4月末の3連休初日に行われた明治安田生命J1リーグ 第10節、京都vs福岡。左サイドでパスを受けたピーター ウタカ選手(京都)がドリブルで仕掛けます。長井選手(京都)にボールが出てシュート。主審はゴールを認めますが、ボールの出どころを見ると、ピーター ウタカ選手と中村選手(福岡)が競っており、ラストタッチの判断が難しいシーンでした。まずはこのシーンを解説します。次に、明治安田生命J2リーグ 第12節、徳島vs山形、味方のクロスに杉森選手(徳島)が豪快にボレーでゴールネットを揺らします。しかし、直後に主審は副審と協議、オフサイドでノーゴールとなりました。改めてオフサイドとなる要件を解説します。さらに、明治安田生命J2リーグ 第12節、大宮vs群馬、岩上選手(群馬)のパスに加藤選手(群馬)がゴール前に飛び出します。すると、遅れて入った茂木選手(大宮)と接触しホイッスル。主審は茂木選手のファウルをとって群馬にPKを与えます。通常のフットボールコンタクトのように見えますが、果たしてファウルでPKの判定は妥当だったのか議論します。この他、新・国立競技場で開催された明治安田生命J1リーグ 第10節、FC東京vsG大阪、永井選手(FC東京)が三浦選手(G大阪)にプレッシャーをかけてボールを奪取。最後はレアンドロ選手(FC東京)が決めてFC東京の得点となりますが、その後VARが介入。オンフィールドレビューの結果、主審は永井選手のファウルをとってゴール取り消しに。なぜ一度ファウルは見逃されたのか。議論します。