今回のテーマは明治安田生命J2リーグ第38節 大宮 vs 山口、開始5分のシーンです。スローインの流れからDFラインの裏に抜け出した奥抜選手(大宮)。後はGKを残すのみ、という状況でGKの関選手(山口)が飛び出し、奥抜選手をファウルで止めました。決定的な得点の機会の阻止(DOGSO)による退場かと思われたこのシーン、主審はイエローカードを提示。このプレーはDOGSOにはあたらない、という判断でした。DOGSOの4つの条件を振り返り、このシーンがDOGSOにあたるのかどうかを議論。今回のケースで特徴的なGKが飛び出した際の「無人のゴール」についても考えます。