明治安田生命J2リーグ 第31節 松本vs北九州より、前川選手(北九州)が押し込んだボールがゴールインするもゴールの判定が認められなかったシーンを取り上げます。このシーン、副審はフラッグを上げオフサイドの判定があったことをアピールしましたが、主審はその前に発生したハンドの反則と考えていました。守備側にハンドの反則があったのであれば、その後ゴールインしているのでアドバンテージでそのままゴールを認めた方が攻撃側の利益になったのでは?という質問をいただいております。このシーン、実は大変複雑で難解な事象でした。VARがないJ2の判定において、主審は持ちうる情報を使ってどのようにジャッジしたか。一回ではなかなか理解できないかもしれませんが、噛めば噛むほど味わい深いシーンです。是非難しい場合は一時停止、巻き戻しも活用してお楽しみください。