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Jリーグについてもっと知りたい人2021年、ここまでのJ1リーグ
東京2020オリンピック開催のため中断していた明治安田生命J1リーグが8月9日に再開する。
ここまで22節を消化して首位に立つのは川崎フロンターレ。東京2020オリンピックに三笘 薫、旗手 玲央、田中 碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフに移籍が決定)を送り込んだチームは昨季、圧倒的な強さでリーグ優勝を成し遂げたが、今季はそれを上回るペースで勝点を加算。22試合を終えて18勝4分と負けなしで58ポイントを積み上げている。得点53、失点15はいずれもリーグトップの数値で、攻守両面に隙がないチームはこのまま独走で連覇を成し遂げるのか。後半戦の戦いにも注目が集まる。
その川崎Fを追いかけるのは横浜F・マリノスだ。開幕戦で川崎Fに敗れたものの、2節から11試合負けなしと快進撃を続け、16節からは6連勝も達成した。現時点で川崎Fとは12ポイント差をつけられているが、消化試合数がふたつ少ないだけに、今後その差が詰まる可能性は高い。シーズン途中に攻撃スタイルを築いたアンジェ ポステコグルー監督が退任し、得点源のオナイウ 阿道も海外移籍したが、後半戦は東京2020オリンピックでも存在感を放った前田 大然にかかる期待は大きい。
3位につけるのはアンドレス イニエスタを擁するヴィッセル神戸だ。エースの古橋 亨梧がゴールを量産し、ここまでわずかに3敗と安定した戦いを続ける。その古橋が海外に旅立った後半戦は、新たなタレントの台頭が求められるだろう。
その他、若い選手の活躍が際立っているサガン鳥栖、相馬 勇紀の所属する名古屋グランパスも上位争いに絡んでいる。酒井 宏樹が加わる浦和レッズも後半戦の注目チームになることは間違いない。
一方で、残留争いに目を向けると、三浦 知良が在籍する横浜FCがここまでわずか2勝と苦しい戦いが続いている。柏レイソル、徳島ヴォルティス、ベガルタ仙台、大分トリニータも前半戦では思うような結果を残せなかった。同じく苦戦を強いられる湘南ベルマーレは、東京2020オリンピックでもチームを救う活躍を見せた若き守護神・谷 晃生が残留のキーマンとなりそうだ。
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