# 5堅実派?野心家? 「ビジネスマン」と回答したのは6選手!
もしJリーグがなかったら、現在、Jリーグでプレーする選手たちは、どのような職業に就き、どのような人生を送っていたのでしょうか。「もしJリーグがなかったら~現役選手編~」企画の第5話となる今回は、『ビジネスマン』と答えた6選手のアンケート内容を紹介していきます。
Office Worker
ビジネスマン
堅実な「サラリーマン」派と大きな野望を秘めた「社長・実業家」派
ビジネスマンと回答した選手のなかでも、堅実な「サラリーマン」派と大きな野望を秘めた「社長・実業家」派の2つに分かれています。
「サラリーマン」と答えた曽ケ端(鹿島)は、「大学には行きたくなかったから、高卒でそのまま地元で就職かな」とその理由を説明。
サッカーじゃなくて他のスポーツやっていたかも。それでどこかの実業団に入って、スポーツやりながら仕事をするっていうのが僕の人生だったかもしれません
と、普通に働きながらもスポーツに関わる人生を思い描いていました。
普通にサラリーマンになって満員電車に乗っている
と答えた中村(川崎F)も堅実派と言えますが、ただし、「指導者編」の回答にもあったように、サラリーマンをしながらサッカーの指導者を目指したいという「サッカー愛」の感じられる内容でした。
沼津の菅井は
特にこれをやりたいというものもなかったので、普通に就活して就職していたと思う
と、やや消極的な理由でした。
一方、
比較的大きい会社で働いていた。何も考えずに、昇進を目指して必死に会社で頑張っていたと思う
と、井筒は高い志を抱いていました
一方、「社長・実業家」と答えたのは渡邉(横浜FC)と砂森(沼津)の2人。「羽振りのいい社長」と回答した渡邉は、その理由もコミカルで
小学生の頃登校班で、旗振りをしている羽振りのいい風な社長がいて、憧れたから
もっとも、ただ憧れていただけでなく現実も見据えており
祖父が社長を務めていたので、その仕事を継いで羽振りのいい社長になっていた
と、その道に進む可能性は十分にあったようです。
砂森はよりリアルなイメージを持っており、
16歳からバイトしてお小遣いが欲しい!と思っていたけど、バイトは時間の拘束力が非常に高く自分のライフサイクルに組み込む事が難しいと思ったので、自分で物を売ったり仕入れたりをしていた
と、すでに商才を発揮していたと言います。
間違いなく多忙だと思うけど生産性のある仕事に感じるし魅力を感じながら過ごせていると思う
と語る砂森は、もしサッカー選手ではなかったら、立派な実業家になっていたかもしれません。
第6話となる次回は、『レスキュー・ヘルパー』と答えた選手たちを紹介します。