9月13日(木)、ギラヴァンツ北九州・U-18を対象に「ロジカル・コミュニケーション研修」が開催されました。
講師は、アイデムの佐藤三佳さん。多くのJクラブでコミュニケーション研修の講師をお願いしています。ギラヴァンツ北九州では昨年も研修をしていただいているので、覚えている選手が多くいました。
まずは、昨年行ったコミュニケーション研修の復習です。挨拶の仕方は選手が覚えており、全員が元気よい挨拶からスタートしました。
次に、2名1組となり、絵の説明役と描き手に分かれてピクチャートークを行いました。説明役は描き手に絵を見せずに口頭で説明し描いてもらうのですが、説明が上手くいかず実際の絵とは違うものを描いてしまう選手が多数いました。
ピクチャートーク後、佐藤さんより相手への伝わり度合いを高める方法、「ホールパート法」、「ナンバリング」「PREP(プレップ)法」の説明がありました。加えて、相手に話をする際に、「問いを立てること」と「事実と感情を切り分けること」の話がありました。
次に、6人もしくは7人のグループを3つ作り、連想ゲームを行いました。グループで出題者を一人決めてその他は回答者となり、出題者がカタカナを使わずに一言でヒントを出して回答していくものでした。出題者の意図が伝わらず四苦八苦するグループがあったり、スムーズに問題を進めているグループがあったり様々でした。
最後に受講レポートを作成しましたが、参加選手は自分が思っていることを言語化する事の難しさを痛感しているようでした。今回の研修だけでなく、クラブとして継続的に取り組んでいく必要があると感じました。選手同士がより良くコミュニケーションを取れるように日頃から取り組んでいきたいと思います。
写真提供/ギラヴァンツ北九州